庭にスズメバチの巣が!!業者に駆除を頼んでみました

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この前、庭の物置の中にスズメバチの巣が出来ており、うちの奥さんが大騒ぎする事件がありました。古い木製の物置で、後ろの背板のところが壊れていたので、そこから侵入したようです。

嫁が庭で洗濯物を干そうとしたところ、大きなスズメバチに威嚇されたらしいのですが、しばらく蜂の様子を観察しているとどうも物置の陰から出入りしていたそうです。

中をそっと覗くと、小さな蜂の巣があり、大慌てしたみたいです。

しばらく前から大きな蜂がブンブン飛んでいるなとは思っていたのですが、まさか、そんなところに巣を作っているとは思いませんでした。

このままでは、「もなか」を庭にも出せないので、町役場に電話して相談すると、駆除道具は貸してくれるが、直接駆除はしてくれないとのことでした。

仕方がないので、蜂の駆除屋さんをネットで探して、値段の安そうなところに電話したそうです。

駆除屋さんもこの時期は特に忙しいらしく、夕方にしか予約を取れなかったのですが、とりあえず見積もり・駆除に来てくれるとのことでした。

 

比較的若い兄ちゃんが時間通りに家に来てくれ、さっそく巣を見てもらったのですが、見ただけで「ヒメスズメバチですね」と、蜂の種類を教えてくれました。(さすがプロです)

この種は「オオスズメバチ」についで大きなスズメバチで、大きさはかなり大きいのですが、それほど凶暴性はなく、危険性もそれほどではないという、豆知識まで教えてくれました。

どうりで大きなスズメバチだった訳です。実際に、大きなもので体長が3センチぐらいはありました。

そして、「蜂の駆除代が1万6000円しますが、どうしますか?」と、聞かれました。

ネットでは8000円~となっていたのですが、スズメバチは高いようで、蜂の種類や巣の大きさによって、値段が変わってくるらしいです。

業者によっては先に駆除してから高い料金を吹っ掛けるところもあるらしく、「うちは公明正大にやってます」とのことでした。

折角、ここまで来てもらって、そのまま帰ってもらうのも悪いのと、他の業者に比べると比較的、良心的な値段と対応だったので、そのまま、駆除を頼みました。

その後、業者の兄ちゃんが準備を整えて、作業を開始したのですが、実際の蜂の駆除には、ものの5分もかかりませんでした。

業者さんは簡単なマスクだけをして、業務用だという蜂退治用の殺虫スプレーを巣にめがけて、プシュープシューとし、ある程度、蜂の動きが止まったところで、下に虫取り網を構え、蜂の巣の付け根のところを道具でガリガリとやると簡単に巣が取れました。

その殺虫スプレーは煙も同時に出るらしく、見ていると簡単に蜂を退治出来ていました。やはり、蜂には煙が有効らしいです。あと、かなり即効性のある殺虫剤で、その場でバタバタと蜂が死んでいました。

比較的小さな巣だったので、蜂は全部で20匹程度しかいなかったのですが、もう暗くなった時間帯だったので、ほぼこれで全部だと思います、とのことでした。

そのとき、蜂の巣の中を見せてもらったのですが、蜂の幼虫が詰まっていて、ウニュウニュと動いており、気持ち悪かったです。長野県民はこんなものを食べるのか?

また、女王蜂も見せてもらったのですが、他の蜂より少し大きいだけで、言われなければ気づかないぐらいでした。

あと、残りの蜂がまた来るといけないので、気になるようなら蚊取り線香を1,2日焚いておいて下さいとのことでした。

実際、次の日にスズメバチが1匹飛んできて、物置に入ってきたのですが、蚊取り線香を焚いていたので、すぐにどこかに行ってしまいました。

 

こんなに簡単に駆除できるなら、自分でもできるかなと思わせるぐらい手際が良かったです。さすがはプロです。

昔、自分でも小さなスズメバチの巣を駆除したこともあるのですが、おっかなびっくりでかなり慎重にやったので、とても時間がかかりました。

次は自分でできるようにと、じっくりと業者さんのやり方を観察していたのですが、かなり拍子抜けな感じでした。

ヒメスズメバチという種類が比較的おとなしい性格だからかもしれませんが、ほとんど何の対策もせず、いきなり殺虫剤をかけただけでした。

 

蜂退治が終わってさっそく、「もなか」を庭に出してあげたところ、業者の人が来ていたのでかなり興奮していたのと、殺虫剤のニオイが気になるのか、しばらくクンクンとあちこち嗅ぎまわっていました。

それにしても、「もなか」が蜂に遭遇しなくてよかったです。「もなか」の場合、周りでブンブン飛ばれると、やっつけようと咬みにいって、逆に蜂にやられるところでした。

犬でも蜂に刺されると、蜂の毒で大きく腫れあがったり、運が悪いと「アナフィラキシーショック」という強いアレルギー反応を引き起こし、危険な状態になることもあるそうです。

元々、アレルギー体質である「もなか」の場合、アナフィラキシーショックになる可能性も高いような気がします。

まとめ

我が家が山のふもとにあることもあって、以前にも2,3度、スズメバチが庭の木に巣を作ったことがあります。

そのときは、それほど大きなスズメバチではなかったのですが、それでも近くを飛ばれると結構怖いものです。

今回は、そのときより格段に大きかったのですが、見た感じ凶暴性はそれほどでもなかったので、必殺の殺虫剤さえあれば、自分でも退治できたかなという感想です。

最近では、蜂用の殺虫剤もホームセンターで色々と売っているので、自分で退治する人も多いのでしょう。

ただ、素人では蜂の種類や特徴もよく分からないので、安易に蜂退治するのもちょっと怖いものです。

 

ネットで検索すると、蜂退治のやり方を解説しているサイトがいくつもあり、小さな巣なら自分でもできそうな感じです。(ただし、蜂の種類や巣の大きさ次第みたいです。)

実際、私も蜂の駆除をやったことがありますが、かなり怖いです。

それにしても、駆除代に1万6000円もかかるなら、今度は自分でチェレンジしてみます。ハチの巣の大きさ次第ですが。。。