狂犬病予防接種に行ってきました-もなかのビビりっぷりにびっくりです

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狂犬病予防注射今日、狂犬病予防注射に行ってきました。

行ったといっても、すぐ近所の公園で町の集合注射があったので「もなか」を連れて行っただけなのですが、雨が降っているなか、「もなか」もかなり嫌がっていたので、ちょっと大変でした。

「もなか」のビビりっぷりに参りました

去年、狂犬病予防接種のとき、「もなか」の注射に対する拒否反応がものすごかったらしく、今年は私が行くことになりましたが、確かにビビりまくってました。

柴犬は大げさな犬も多いと聞きますが、他のワンちゃんが平気な様子のなか、「もなか」のビビり方はすごかったです。

 

まず、公園に近づくだけで気配を察知したのか、まったく歩かなくなり、ブルブルと震えだしました。たぶん、注射のニオイがしたのだと思います。

そして、180度振り返って、ダッシュで逃げ出そうとして、ハーネスが脱げてしまい、取り押さえるのが大変でした。その後は強制的に抱っこしながら行ったのですが、暴れてずっと腕に蹴りを入れられっぱなしでした。

今日は雨も降っていたので、傘を持ちながら「もなか」を抑えておくのに苦労しました。。。

 

予防接種の集合場所にはちょっと早めに行ったので、「もなか」の他にワンちゃんが1頭いただけですぐに順番が回ってきました。

受付ではがきとお金(3,200円)を渡すと、その場で獣医さんが「もなか」のお尻に注射してくれました。「もなか」を抱っこしたままだったのですが、獣医さんに「ガオ」と牙を剥いて怒ったので、手で口を抑えないといけない始末でした。

注射はあっと言う間に終わり、受付から注射まで時間にして30秒ぐらいでした。

 

「もなか」の場合、注射をされたときには痛がっている様子はなかったのですが、帰ってからもずっとテンションがさがりっ放しでした。

おやつをあげると喜んで食べるので、体調が悪いとかではないみたいです。どうも、注射されたお尻を気にしているようです。別に腫れているなどの症状はないのですが、歩くと、少し違和感があるのかもしれません。

「もなか」の場合、普段から何事も大げさなので、予防接種の副作用なのかどうか、判断が難しいです。

ワクチン接種後には愛犬の様子を良く観察しましょう

もなか日本での狂犬病予防接種は、「不活化ワクチン」という、活性化しないように予め処理したワクチンを注射します。これは、生ワクチンに比べて免疫効果の持続時間は落ちるのですが、万が一にも予防接種で狂犬病を発生させないためだそうです。

生ワクチンの場合、3年に1回ぐらいの予防接種でも大丈夫だそうで、海外では飼い主がどちらのワクチンを接種するのか、選べる国もあるそうです。

ただ、不活化ワクチンの場合でも、副作用がまったく無いわけではないので、注意は必要です。

特に、アナフィラキシー反応という急性のアレルギー反応を引き起こすこともあり、最悪の場合では、死亡することもあります。

子犬や老犬、アレルギー持ちの場合には、特に要注意です。

 

予防接種後の注意事項:

予防接種で副作用が生じる場合には接種後、数分~数時間以内に反応が起こります。ワクチンを接種したら、犬の状態を注意深く観察するようにし、特に接種後1時間以内は経過を注意深く観察しましょう。

また、自宅に戻ってからも食欲がない、元気がない、吐いたなど、いつもと違う症状が出た場合にはすぐに病院に相談できるようにしておきましょう。

 

毎年の予防接種での副作用については、下記の農林水産省の動物医薬品の副作用データベースで調べることができます。

《農林水産省のデータベース》 副作用情報データベース

狂犬病」で検索すると、毎年20件以上の報告事例があり、その中には死亡したケースもありました。
(※狂犬病予防注射との因果関係がよくわからいものも含まれています)

このデータベースには獣医さんからの申告がないと登録されないので、家で経過観察したような軽い症状の副作用はもっとたくさん発生しているはずです。

狂犬病予防接種に限ったことではないですが、ワクチン注射をしたら、その後1日ぐらいは十分にお気を付け下さい。

 

狂犬病予防については、前にも書いているのでよかったら参考にしてください。

《参考記事》 春の恒例行事、年一回の狂犬病予防注射 – 注意すべきこと