犬のストレスを測定する活動量計センサーって本当に必要?

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犬のストレスを測定するセンサーを、大阪府立大学とシャープのグループが開発したと、ニュースが出ていました。

《引用元》 犬のストレス測定するセンサーを開発

記事によると、犬に取り付け可能な心電図センターを使って、心拍の間隔のわずかな変化によって、犬が緊張しているか、リラックスしているか、正確な評価ができるようになったとのことです。

犬の活動量計という点では、もう数年も前からかなり盛り上がっており、色んなものが発売されており、今更感が否めません。ただ、記事でも今後の改良について触れられていましたが、犬の病気のサインをいち早く知ることができるようになれば、少しほしいかもしれません。

ただし、実用化は数年以内とあるので、まだまだ実験段階なのでしょう。

センサーでのストレスチェックなんて本当に必要なのか?

犬のストレスをチェックする指標は色々とあります。

愛犬がストレスを抱えているのか、愛犬のしぐさを注意深く見ているだけで分かります。

愛犬のストレスでよく見られるしぐさ・行動

  • 足を舐め続ける
  • しっぽを追いかけて同じ場所をクルクルと回る
  • 無駄吠えする
  • 落ち着きなく、物音などに過敏に反応する
  • 下痢をしやすくなる
  • できていたトイレを失敗する

などなど、犬がストレスを感じ始めると、色々な症状が見られるものです。

なので、わざわざ機械でのストレスチェックなんて、本当に需要があるのだろうか???

そんなものより、それこそ病気の前兆がわかるようなものなら、ちょっとほしいです。ペットの場合、少しぐらい調子が悪くても、それを隠してガマンするからです。

ただ、人間用としてさえそんな便利なものがまだない状況で、ペット用を作るのはかなりハードルが高い気がします。

「わんダント2」でもストレスチェックはできます

犬の活動量計といえば、このブログで何回もご紹介している「わんダント2」もそうです。

《参考記事》 愛犬のお留守番を見守る「わんダント2」を買ってみました

去年の発売と同時に購入してから、既に9か月ほどが経ちました。

この「わんダント2」でも犬がブルブルする回数によってストレス度を測定できます。最近は、あまり確認していなかったのですが、この記事を見て思い出しました。

 

犬は、体をブルブルすることで、自分にかかっている緊張(ストレス)を解放しようとします。カーミングシグナルの一種だと言われています。

ただ「もなか」などは、過度にストレスがかかっている状態でなくても、しょっちゅうブルブルしています。

このため、どのぐらいブルブルしたら高ストレスなのか、よくわかりません。

うちの「もなか」の場合、前に記事にした通り、「わんダント2」の幸せ度はほぼ満点なので、このツール的にはストレスはあまりないと判断しているようです。

《参考記事》 「もなか」の幸せ度が大変なことに!お留守番が長いのに本当?

たぶん、犬のブルブル回数でストレスをチェックするのは、簡易的なものだと思うのですが、それでも十分なのでは?と思ってしまいます。

「わんダント2」にも、もう少し頑張ってほしいです

「わんダント2」については、色々と不満はあるのですが、折角購入したので、がんばって使っています。

不満点:

  • 充電池がすぐに切れる。充電池を満タンにして使用できる期間がどんどん短くなってきています。最初は何とか6日間は持っていたのですが、今は5日も持ちません。4日程度で充電するのはかなり面倒です。せめて、一週間は持ってほしいものです。
  • 相変わらず、Androidアプリの反応が遅くて使いにくい。
  • センサーを取り付けるゴム製のケースが弱く、ベルトに挟む部分が切れてしまった。今のところ、ちょっとグラグラするぐらいなので、ガマンしてそのまま使っています。

電池持ちについては、ほんと何とかしてほしいです。チャーム(センサー部分)をもう少し大きくしてもいいので、最低でも1週間以上は持ってほしいです。

「わんダント2」の最近の活躍シーンは、「もなか」が暖房器にあたるとくる温度上昇アラートぐらいです。最近では、あまりスマホ画面も見なくなりました。意外に活用していなくて、ちょっともったいない感じです。

また、夏になると熱中症予防に活躍してくれると思うのですが。。。