落とし穴FPCという会社は小さな会社らしく、一般の人はほとんど聞いたことがないと思います。

ただ、ペット保険業界では、業界最安値水準の保険料として有名な会社です。

確かに、FPCの「フリーペットほけん」はシンプルなメニューで、保険料は他社に比べてかなり安いです。また、その割に補償内容も他社にくらべて遜色ない内容です。

パッと見には、良いことづくめなペット保険なのですが、調べてみると、落とし穴がありそうです。 世の中そんなにおいしい話はなさそうです。

「フリーペットほけん」の特徴

何といっても業界最安値水準の安さがこのペット保険の一番の売りです。その割には競合他社の補償プランと比べても補償金額は高い方で、十分な補償内容があります。

また、保険プランはシンプルで元々は50%補償プランしかなったのですが、2018年2月から70%補償プランも追加されました。このプラン追加で補償を厚くしたい人にもオススメできる保険になりました。

保険料の料金体系も、とてもシンプルです。

ペット保険では、ペットの年齢によって保険料が細かく設定されているところもあるのですが、この保険では0歳~、5歳~、9歳~、12歳~と、4段階しかありません。

ペット保険によっては、若い時にムチャクチャ保険料が安くて、高齢になるほど、どんどん保険料が高くなっていくものがありますが、この保険ではそんな心配もないです。

当然、終身保険でもあります。 (ちょっと前に保険改定で変更されました。)

 

補償内容は以下の通りです。この補償金額は50%補償、70補償プラン、どちらでも同じです。

支払い限度額 年間の限度回数
通院保険金 1日あたり 12,500円 年間 30 日まで
入院保険金 1入院あたり(※) 125,000円 年間 3 入院まで
手術保険金 1手術あたり 100,000円 年間 1 手術まで

70%補償の場合、支払い限度額が若干低いのが少し気にはなりますが、これだけの補償があって、業界最安値水準の保険料です。 競合他社との生涯保険料の比較については、以下の記事でもご紹介しています。

《参考記事》 ペット保険は生涯で支払うトータル保険料で比較すべき

 

ご覧のとおり、保険料、補償内容だけを見ていると、とてもオススメなペット保険なのです。

FPCとはどんな会社

広島県に本社がある比較的小さな会社です。

2008年からペット保険業に参入、少額短期保険業としては初期の頃から営業しており、ペット業界ではアニコムなどと同様、古株になります。

大手の会社と違って、ネット上にはほとんど会社情報は掲載されていませんでした。

ただ、総合職、Webデザイナー、Webエンジニアなど色々な職種を求人募集していましたので、事業拡大しようとしているようです。(単に人手不足なだけなのかもしれませんが。。。)

「フリーペットほけん」の免責事項で気になった点

特殊な免責事項はないのですが、以下の項目が気になりました。

健康診断、検診または検査後に症状原因または診断名が確定しない場合の当該検査費用(加療の効果を計るために診療の一環を構成する検査費用は含みません。)

病気の原因が特定できず、診断名が確定しない場合には、検査費用は保険金の支払対象外となるようです。

例えば、「愛犬の様子が普段と違い、少し体調が悪そうに見えたので、病院で検査してもらったところ、特に何も異常はなかった」というような場合には、保険金が下りない可能性があります。

追記:
この免責事項についてFPCさんに直接、確認してみたところ、「病気の原因もわからず、診断名もつかず、検査結果に異常も認められなければ、保険金の支払い対象外になる」とのことでした。

ということは、診断名は付かなくても病院で異常が認められれば、検査費用も保険金支払いの対象となるようです。ただ、検査の結果、原因もわからず、診断名もつかず、異常が見つからなかった場合には保険金はでないようで、このあたりはケースバイケースみたいです。

また、ペット保険で良くトラブルになる、「異物誤飲」についてはホームページでも保険金の支払い例として紹介されており、しっかり補償してくれるようです。

「フリーペットほけん」について、ネットでの評判、口コミを調べてみました

「フリーペットほけん」の良い評判

  • システムがシンプルで安くてよい、という口コミが一番多いです。
  • 保険金支払いが面倒との評判だが、窓口清算がないペット保険ではどれも一緒。
  • 他の保険で慢性病について保険更新時に免責事項とされたが、この保険ではそのようなこともなく、満足している。

「フリーペットほけん」の悪い評判

  • 対応が悪い、ずさんだという口コミが多いです。
  • 保険金の請求申請を自分で郵送するのが面倒。
  • 保険金請求時、色々と指摘され、支払われないことがあるとの口コミがありました。
  • 保険金請求時、揉めると保険金の支払いがかなり遅れることもある。
  • 保険金の銀行振り込みについて、何も連絡もなく、通帳を見るまで分からない。

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口コミの総評

やはり、ペット保険料の安さが一番好評なようです。

その一方で保険金請求時のトラブルが多いように思います。他社のペット保険でも色々と免責事項をめぐってトラブルとなることあるのですが、その割合がFPCでは多いのかもしれません。

追記:この件についても、FPCさんに聞いてみました。

「確かに、創業当時の弊社のお客様対応のレベルは決して高いと言えるものではありませんでした。

弊社はこの点に強い問題意識を持ち、2011年度より「お客様第一主義」を掲げ改革に取り組んで参りました。手前みそではございますが、それから5年が経過し、当時に比べお客様対応のレベルは大きく改善できたのではないかと考えております。外部の評価サイトや口コミランキング等で上位の評価いただけているのは、そういった点も大きいのではないかと考えています。

もちろん、現在お客様からのご指摘や苦情がゼロになったわけではございませんので、現状に満足せず、さらなる顧客満足度の向上を目指して、今後も継続して取り組んで参ります。」

最近では、「お客様第一主義」を掲げ、改革を行っているようで、実際に顧客満足度もアップしているようです。確かに口コミでは電話対応は良かったとの評価も多かったです。

「フリーペットほけん」はこんな人におすすめ

  • 少しでもペット保険料を抑えたい人
  • 保険金請求の手間が少しぐらい増えても問題ない人
  • 高齢犬になったときでも保険料の心配をしたくない人

「フリーペットほけん」は保険料体系がシンプルでわかりやすく、業界最安値の保険料はとても魅力的です。この金額で、通院、入院、手術の基本的な補償がすべてあり、補償金額だけを比べると、業界最大手のアニコムよりも補償金額が大きいです。

ただ、動物病院での窓口清算ができるアニコム、アイペットなどと比べると、保険金の請求は面倒になります。

また、後日請求の場合には良くあるのですが、免責事項にひっかかり保険金が下りなかった、あるいは、思っていた以上に保険金が少なかったということがよくあります。FPCの口コミを見る限り、この手のクレームが若干多いように感じました。

確かに会社としては、保険金支払いを抑えないとこの値段ではやっていけないのだと思いますが、手術などの大きな出費の場合に保険金が下りないとなると、かなりの痛手となります。 そのあたりのリスクも考えてペット保険を検討する必要があります。

FPC会社概要

  • 会社名:株式会社FPC エフピーシー
  • 業種分類:少額短期保険業
  • 上場先:非上場
  • 資本金:8,300万円
  • 保険収入:非公開
  • 経常損益:非公開
  • ソルベンシーマージン比率:非公開
  • 従業員数:約50人

上場していない小さな会社なので、会社情報があまりありません。

本社は広島県福山市です。月間での引受け契約件数も約3000件ほどあり、保有契約件数も増加を続けている成長企業のようです。

ただ、業界大手のアニコムと比べるとその規模はかなり小さいです。

まとめ

フリーペットほけんについて、ネットで調べていると、賛否両論がありました。

概ねの方は、保険料が安くて満足している感じですが、実際に保険金請求時にトラブルとなっている人も多い印象です。一部では、安かろう、悪かろうなペット保険だと、酷評している方もいました。

実際、他のペット保険と比べて、保険料はかなり安い方です。

その安さを実現するためには、会社としては色々な経費を節約しないといけません。FPCのホームページでは付加保険料(人件費、宣伝費、固定費など)について、徹底的にムダを削減してこれだけの安い保険料を実現していると、謳ってました。

ただ、それだけでは業界最安値を実現するには限界があるように思います。なぜなら、保険会社として経費がかかるのは、労務費の他、当然、契約者に対する保険金支払いの割合がかなり大きいはずです。大手アニコムの場合ですが、その決算情報からすると、経常費用の内、保険引き受け費用が71%、正味支払保険金だけでも55%を占めます。(FPCさんの決算情報は公開されていないので、よくわかりません)

ペット保険会社が儲けるには、事業費用の他にも、如何にこの保険金の支払いを抑えるかが、キモになるはずです。

そのために、各社のペット保険では最低支払額の設定、同じ病気に対する回数制限など、色々な免責事項を設けているところが多いのです。

フリーペットほけんでは、明示的に免責事項を設けることはしていないのですが、口コミなどの評判からすると、アニコムなどの大手に比べて保険金の審査基準が若干厳しいのかもしれません。アニコムの場合、動物病院での窓口請求のため、どうしても保険金が下りやすくなる傾向があるようです。

安さを取るか、安心を取るか、考え方しだいでとても迷うところです。余計な面倒を避けたい人にはオススメできませんが、最低限の補償で良いと言う方には、この保険料の安さはとても魅力的だと思います。

気になったら、まずは保険資料の請求から

自分にあったペット保険を見つけるには、各社の保険内容をよく調査することが大切です。

「FPCのペット保険」に70%補償プランが追加されたことで、補償を厚くしたい人にとってもオススメできるペット保険となりました。私が調査したペット保険の中では、ダントツの安さです。

ぜひ、ご自分で資料請求して、その補償内容と保険料を吟味してみて下さい。

《資料請求はこちら》 FPCのペット保険ホームページ

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黒柴もなかのまろまろ日記
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ペット保険を選ぶときには気を付けることがいっぱい!!

ペット保険 ペット保険には入りたいが保険料が高くてやめてしまった。いろんな会社があるが、何が違うのかよくわからない。

などなど、ペット保険を選ぶときに悩んでしまった経験がありませんか。

私も「もなか」に良いペット保険をと、色々と調べたことをまとめてみました。興味のある方はよかったら参考にしてください。

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