犬の医者「PS保険」はペットメディカルサポートという、あまり聞かない会社のペット保険ですが、毎年、オリコン顧客満足度で上位にランキングされるペット保険です。ここ3年は総合で1位をキープしていました。ただ、2015年度はアニコムにトップを奪われ、惜しくも2位となっています。

ただ、今でも「保険プラン」、「支払い手続き・保険料」の項目では1位となっております。
 
《参考記事》 2015年度 オリコン日本顧客満足度ランキング

オリコンの顧客満足度調査というのが、どの程度メジャーなのか、イマイチよくわからないのですが、1位になるということは、ペット保険の利用者からはかなり好評を得ているのだと思います。

ざっと、調べてみると、「PS保険」は保険料の安さに加えて、補償内容の充実を一番の売りとしています。確かに他のペット保険に比べると、保険料はかなり安い方です。

特にペットが高齢になったときの保険料は安いです。 保険料の安さに自信があるのか、請求資料の中でも「ペット保険 各社徹底比較」という資料があったくらいです。

確かにこの徹底比較表にある大手4社(アニコム、アクサダイレクト、アイペット、ペット&ファミリー)との比較では、保険料はダントツで一番安いです。

ただし、この資料の中では、FPC保険などの保険料の安いプランは含まれていませんでした。この辺り、かなり意図的に思えるので、個人的には少し減点ポイントでした。

ということで、今回は「PS保険」について、よい点、悪い点についてまとめてみました。

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「PS保険」の特徴とは

オリコン顧客満足度のペット保険の総合で2012年から3年連続で1位になるほど、保険契約者からの支持はかなり高いペット保険です。

PS保険の公式ホームページを見ると、

  • 保険料の安さ
  • 補償と保険料のバランスの良さ
  • スピーディな保険料の支払い

の3つのポイントを積極的にアピールしています。

個人的には保険料の安さが、特に気になる点なのですが、この3つのアピールポイントのついて、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。

保険料の安さ

他社の保険料と比較してみると良くわかるのですが、確かにペット保険業界ではかなり安い方です。

ペット保険によっては、愛犬が若い時の保険料がものすごく安いペット保険がいくつかありますが、PS保険の場合には、高齢になってきたときの保険料の上昇率は低く、かなり安いです。

保険料については、以前に各社のプランを比較した記事がありますので、そちらも参考にしてください。

《参考記事》 ペット保険は生涯で支払うトータル保険料で比較すべき

補償と保険料のバランスの良さ

保険プランとしては、50、70、100%補償のプランがありますが、使用限度回数、支払限度額はすべて同じです。特に100%補償プランは他社ではあまり見かけないプランであり、PS保険の特徴的なプランとなります。

肝心の補償内容に関しても、他社に見劣りするものはなく、特に入院時の補償は手厚い方です。

「PS保険」の補償内容

  • 通院での補償:1日あたり1万円(ただし、一保険契約で20日まで)
  • 入院での補償:1日あたり2万円(ただし、一保険契約で30日まで)
  • 手術での補償:1回あたり10万円(ただし、一保険契約で2回まで、同じ手術は対象外)

※ただし、補償内容で他社の保険と大きく違う点として、「同じ病気やケガに対して、保険を使用できる日数、回数に制限があります。」

PS保険では、同じ病気やケガでどんなに治療が長引いても、最初に病院にかかった日を規準として日数を計算します。この基準日と使用日数は、たとえ契約年度が替わってもリセットされません。このため、同じ病気が完治せずに長引いた場合には、最大で20日分しか保険適用されません。(一度、病気が完治したと判断されれば、この使用回数はリセットされます。)

スピーディな保険料の支払い

保険金の支払いが平均3.6日とかなり早いのも特徴です。

他のペット保険では保険金の申請をしてから、中々お金が振り込まれないのが一般的なのですが、3.6日での支払いはかなり早いです。

ただし、アニコムやアイペットなど、病院の窓口で保険金を清算してくれるペット保険に比べると、一旦は自分でお金を立て替えないといけない点はデメリットとなります。

ペットメディカルサポートはどんな会社

2004年にできた会社でまだ創立11年と若い会社です。ホテルのレストラン運営や屋外広告、ペットセレモニー事業を事業主体とする株式会社デンソウシャという会社が親会社です。

少額短期保険業者として2008年に登録、「PS保険」の販売を開始しており、ペット保険会社としては比較的古株になります。 これ以上の情報はネット上では、あまりありませんでした。

「PS保険」の気になった点

同じ病気に対する免責事項

先ほども書きましたが、PS保険では、同じ病気やケガに対して、一保険契約での限度日数(回数)が免責事項として設定されています。

これは、ワンちゃんが保険に加入している全期間中を通じて、同じ病気やケガで保険金がもらえる回数が決まっているというものです。

例えば、愛犬がアトピー性皮膚炎などの慢性的な病気になった場合、その同じ病気で保険金が支払われるのは、一生涯を通して20日までという免責事項です。

次年度に保険を更新してもこの日数はクリアされません。(この点がかなり重要なので、何度も書いています)

キチンと完治するような病気の場合には、完治した時点で一旦使用回数がリセットされ、次回保険適用時には、改めて1回目となります。

この免責事項が適用されるかどうかは、その病気が一旦、完治したか、していないか、が重要になります。 万が一、愛犬が完治が難しい難病にかかった場合、20日を超えた分は、すべて実費となります。

他社のペット保険では、このような特殊な限度回数は設定されていないので、注意が必要です。

例え100%補償でも手術に対する補償は1回10万円まで

犬の手術については、近年、高度医療化がかなり進んでおり、費用も高額になるケースがよくあります。そのため、1回の手術でその費用が10万円を超えるケースもよくありますが、PS保険の場合、1回の手術で10万円までしか補償されません。

この制限は、100%補償プランの場合に注意が必要です。

もし、仮に1回の手術で20万円の費用が掛かったとしても、10万円分しか補償対象とはなりません。折角100%補償プランに入っていても、実質的には50%補償と変わりがなくなります。

ちなみに、アニコムの「ふぁみりぃ70%プラン」では、14万円までの補償があります。アクサダイレクト、au損保、ペッツベストでは、通院、手術などの区別がなく、年間50万円までは補償範囲となります。

このように、高額となりがちな手術に対する補償面では若干不安があります

「PS保険」について、ネットでの評判、口コミを調べてみました

「PS保険」の良い評判

  • あまり有名ではないですが、電話対応も良く、補償内容にも満足しています。
  • 補償と保険料のバランスを考えると、良いと思います。
  • 犬の年齢が高くなった時の保険料が他と比べて安い。
  • 慢性疾患に関して限度日数がある点は気になりますが、保険料が安く、一般的な病気に対する備えとしては十分です。

「PS保険」の悪い評判

  • 年20回までの制限とは分かっていたが、1つの病気につきだとは。。。。
  • 慢性疾患の補償が20回までなので、高齢犬には向かないです。発病する前に他に乗り換えた方がよいです。

口コミに関する総評

ネット上での口コミを調べてみると、やはり、保険料と補償内容のバランスが良いということで、この保険を選択している方が多いです。

ただ、慢性疾患に対して、生涯で20回しか補償されない件について、契約前にキチンと確認していなかった人からは、悪い評判が多いです。

逆に、この免責事項について納得して加入している方からは、高齢犬になっても保険料が安くて良いと評判のようです。

「PS保険」はこんな人におすすめ

  • 100%補償プランもあるので、少しでも気になることがあれば気軽に病院にいきたい人
  • 保険料と補償内容のバランスを重視し、重い手術や慢性的な病気に対しては割り切れる人
  • 保険料の安さと引き換えに保険金請求の面倒はガマンできる人

会社概要

  • 会社名:ペットメディカルサポート株式会社
  • 業種分類:少額短期保険業
  • 上場先:非上場
  • 資本金:3億3275万円
  • 保険収入:10億3491万円
  • 経常損益:5816万円
  • ソルベンシーマージン比率:1285.0%
  • 従業員数:20名程度

平成27年 3月31日  現在

少額短期保険業者であるため、大手に比べると従業員も20人程度と、かなり小さな会社です。大手保険会社の安心感を求める人には向いていません。

毎年経常損益が出ている点が気になるますが、ソルベンシーマージン比率も高く、財務状況はそれほど悪くないようです。

まとめ

「PS保険」は個人的におすすめのペット保険です。

保険料と補償内容のバランスに重点をおいた保険のため、大きな手術や慢性的な疾病に対する補償が十分ではない点が、気にはなります。ただ、その代わりに保険料の安さについては業界トップ水準です。特に愛犬が高齢になったとき、この点はとても魅力的です。

「PS保険」には100%補償プランがあったり、病気特定のための検査費用もキチンと補償対象となるなど、気軽に病院に行けるようになることが最大のメリットになります。

安い保険料の割には、万一のときにも最低限の補償があると考えれば、とても魅力的な商品だと思います。

特に高齢犬に対する保険料の安さを考えると、今のところ「もなか」の保険として最有力候補です。

気になったら、まずは保険資料の請求から

自分にあったペット保険を見つけるには、各社の保険内容をよく調査することが大切です。

「PS保険」は少し注意する点はありますが、私が調査したペット保険の中では、おすすめの保険のひとつです。ぜひ、ご自分で資料請求してその補償内容を吟味してみて下さい。

《資料請求はこちら》 PS保険ホームページ

 

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