アクセス数が激減の原因とは?グーグル神の鉄槌か

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今回はペットの話ではなく、このブログのアクセス数の話です。興味の無い人は読み飛ばしてください。

ブログ運営について、自分の忘備録として記録していこうかと思い、書いています。

 

何があったかというと、先週末(2/11~)から当ブログへのアクセス数が激減しています。原因ははっきりしており、Googleでの検索順位の下落です。

その前の週から検索での順位がかなり不安定だったのですが、よくあることでその内、落ち着くだろうと思っていました。

それが、主要なキーワードで検索順位が軒並み下がったままで、未だに戻る様子もありません。アクセス数もちょっと前のピーク時に比べると2、3割は確実に落ちました。

Google様はとても気まぐれなので、検索順位の下落などは良くあることなのですが、ここまで直撃したのは初めてです。

また、今回の下落で、久しぶりにGoogleウェブマスターでの被リンク状態を確認してみると、何やら怪しげなサイトから15000本以上のリンクが付いていました。これはかなり怪しいです。

 

今回、アクセス数の回復に向けて、行った対策についてまとめてみたいと思います。

まず当ブログの状況から整理

このブログは開設して、まだ2年半程度の弱小ブログです。

その間、なんとか順調にアクセス数を増やしてきていました。グーグルアナリティクス(サイトを訪問した人を記録してくれるものです)で過去のアクセス数をチェックしてみると、大きな落ち込みはそれほどなく、いつも微妙な上昇曲線でした。

このブログでは、記事がバズって(SNSで話題になって)一気にアクセス数が増えることもなく、月間での増減もそれほど多くなく、いつも安定したアクセス数でした。

たまに、Google様の評価ランクが上がる?ことで、グンとアクセスが増えることがあるぐらいです。

 

それが、冒頭でいったように2/11から、目に見えてアクセス数が激減しています。ざっと、2割以上は減っている感じです。

別に、ブログの運用はアクセス数だけがすべてではないのですが、これまでが順調だっただけに、今回の急激な下落はかなりショックです。

感覚的には去年の秋頃に戻った感じで、それ以降の6ヶ月間の努力がGoogle様に否定されたような感じです。。。

最近、グーグルの検索アルゴリズムが大きく変更された

調べてみると、先週にグーグル様の検索アルゴリズムが大きく変更されたみたいです。

アフィリエイトではとても有名なパシさんのホームページで、紹介されてました。

《参考》 2/11~12の順位変動とアフィリエイトサイトのアクセス数減少について

パシさんのウェブページでも全体的にアクセス数が落ちたとあります。

この他にもネット上では、今回の変更は大手サイトが比較的優遇されているのでは?とのうわさもあり、個人サイトにとってはキツイ変更なのかもしれません。

 

当ブログへのアクセスも、ほとんどが検索エンジンからの流入です。今回のアクセス下落の件はタイミングからして、このアルゴリズム変更の影響のようです。

Googleの順位変動を常時監視している有名なサイト、ナマズでチェックすると、2/10、11に比較的大きな変動(12位程度)があったのが確認できます。

《参考》 Google順位変動とパンダアップデート、ペンギンアップデート対策情報|namaz.jp

久しぶりにナマズで順位変動率を確認してみたのですが、ここ一年以内でも比較的大きな変動が何度かあったみたいです。これまでの変動では、当ブログへの影響はほとんどなかったので、気にもしていませんでした。

 

また、2/3には、Google様のウェブマスター公式ブログで日本語検索について改善したとの報告がありました。こちらの公式ブログの内容もすごく気になります。

《参考》 日本語検索の品質向上にむけて

今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。

これによると、今回も、品質の低いサイトの順位を下げるとあります。

今までもそうなのですが、Google様はコンテンツ重視で、低品質な記事が多いサイトについて評価を下げる施策を何度も行っています。

今回の変更では、先日も問題となったキュレーションサイトを対象にしているとの話もあったので、まさか自分のサイトが対象になるとは思っていませんでした。

 

こうしてみると、Google様から見て、当ブログの記事の品質も低いということになります。

確かに、すべての記事の品質が高いかと言われれば、。。。です。

中には、他のブログサイトと同じようなことを書いている記事もあります。もちろん、記事をパクッたりはしていないのですが、同じテーマで記事を書くと、どうしても結論が似てくることがあります。

逆SEOの影響も少しはあるかも?

今月の初めごろ、久しぶりにGoogleのウェブマスターで当ブログへの被リンク状況を確認して、びっくりしました。

なんと、bagcorkz.cf という訳のわからないサイトから15000本もの被リンクが付いています。

サイトを見ると、うちのサイトの記事内容をスタイルシートごとマルパクリして、そこに輸入家具の広告みたいなものが入っています。

これは、逆SEOなのかと、少しドキドキしてこのドメインを調べてみました。

ドメインを検索できるWhoisというサイトで調べてみると、cfというのは、どうも中央アフリカ共和国のドメインみたいです。使用しているIPアドレスからたどると、アメリカのcloudflareという会社の無料で使えるCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)を使っているようです。

無料で使えるというところで、たぶん追跡しても犯人を割り出すのは難しい予感がします。

 

こんなことに時間を取られるのもバカらしいので、さっさと被リンクを否認することにしました。

さきほどと同じGoogleのウェブマスターから否認リンクの登録ができます。

《ウェブマスター》 リンクの否認

今回は、下記の記載でドメイン全体を否認しました。

domain:bagcorkz.cf

リンクの否認自体は昔にやったことがあるので、すぐに対応できたのですが、そこでミスってしまいました。

昔々、作成していた否認リストを間違えて登録してしまい、正常なリンクまでかなりの数を否認してしまいました。

しばらくしてから、気づいて訂正したのですが、1週間ほど経っていたので、これも今回のアクセス数減少の原因かもしれません。。。

 

ネットで調べていると、私とまったく同じように大量の被リンクを付けられている人を見つけました。

《参考》 検索順位降下中?はてなブログで作られたサイトの検索順位がヤバイ

ドメインも同じ「cf」で中央アフリカ共和国、CDNもcloudflareなので、完全に同じ犯人です。

この人のブログは家電やWeb情報らしく、私のブログとはまったく違う分野です。どうも、逆SEOを組織的に受注している会社があるのではないでしょうか。嫌がらせだけで、こんな手間のかかることをするとは思えないです。

これにしても、アクセス数が下落した時期や程度もほとんど同じですね。

 

この人の場合、リンクの否認だけでなく、著作権侵害によってGoogleにインデックスの削除をお願いしているようです。ただ、私のサイトの場合、該当サイトはインデックスされていませんでした。

下記のサイトから申請できるみたいです。

《ウェブマスター》 著作権侵害による削除

ブログの低品質な記事を検索対象から削除

このところのGoogleの検索アルゴリズム変更では、特に低品質な記事に対して厳しくなっているようです。

このブログでもブログ開設当初には、かなり品質が悪いエントリーもたくさん書いていました。今、見るととても恥ずかしい記事もたくさんあります。

気になったものはリライトしたりしているのですが、テーマ選定が悪すぎるものもあるので、放置しているものもあります。

 

もう、かなり前になるのですが、それらの低品質な記事について、Googleが検索対象としないようにnoindexというタグを付けていました。

このタグを付けることで、Googleが記事を無視するようになり、サイト全体での記事品質の向上につながります。

前にこの設定をしたときからかなり時間が経ち、記事数も増えているので、今回もう一度見直してみました。

今回は、とりあえず、直近1ヶ月の閲覧開始数が0、1の記事と、2~5についても滞在時間が1分以内の記事noindex設定にしてみました。

まとめ

今回のアクセス数の激減は、確かにショックだったのですが、品質が良い記事とはどういうものなのか、もう一度考え直すよい機会になりました。

最近、このブログのアクセス数もそこそこ増えてきたこともあり、安心からか、少し流し気味に記事を書いていたことを反省しています。

ここは、Google様から鉄槌を食らったことを素直に反省し、ブログを読んでくれている人のことをもっと考え、記事の品質を上げていく努力をしていこうと、決意を新たにしました。

とはいっても、いい加減な記事を書いているつもりはないので、今後、どのように改善していくか、まだ考えている最中です。

 

こんなアクシデントもプラス思考に考えないと、やっていけないです。