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《参考記事》 フィラリア症検査と混合ワクチン接種してきました
ただ、いつもは、3月初めに混合ワクチン&フィラリアのお薬のために動物病院に行っていたのですが、今年は病院に行くのが少し遅くなってしまい、3月後半に行ってきました。
ここでちょっとした問題があり、結局、その日は何もせず、後日もう一度、病院に行くことになってしまいました。
よく知らなかったのですが、混合ワクチンを注射してから1ヶ月間は狂犬病予防注射を受けてはいけない、とのことです。4月の後半に、県による狂犬病予防注射の案内が来ていたので、それを受けるためには混合ワクチンの接種ができませんでした。
混合ワクチンと狂犬病予防注射は間隔を空けないといけない
混合ワクチンを接種してから、1ヵ月間は狂犬病予防の注射をしてはいけません。
逆に、狂犬病予防接種してからだと、1週間空ければ、混合ワクチンを注射してもよいのだそうです。
- 混合ワクチン => 狂犬病予防: 1ヶ月間空ける
- 狂犬病予防 => 混合ワクチン: 1週間空ける
これはワクチンの説明書に記載されているだそうです。
なぜ、注射する順番によって空けないといけない期間が違うのかというと、ワクチンの種類がそもそも違うからだそうです。
ワクチンには、大きく、生ワクチンと不活化ワクチンという2つの種類があります。
生ワクチン
生ワクチンとは、文字通り、生きたウィルスや細菌などの病原体を接種するものです。
処理を施して病原性(毒性)を弱めた病原体を体内に取り込むことで、発病はしないが、その病気にかかったときと同じ状況を作り出し、免疫力をつけることができます。
そのため、病原体に対抗するために十分な免疫ができるまで、1ヶ月ほどかかります。この1ヶ月間は他のワクチンは接種できなくなります。
生ワクチンのメリットは、作られた抗体の持続期間が比較的長い点です。
逆にデメリットとしては、軽い症状が出たり、副作用が比較的強いことです。また、極まれにですが、病原体が体内で活性化してしまい、本当にその病気かかってしまうこともあります。
不活化ワクチン
不活化ワクチンとは、培養したウィルスや細菌などの病原体を加熱処理などで殺して無毒化したものから作られます。
病原体はしっかりと無毒化されているため、体内に取り込んでも増殖することはありません。このため、生ワクチンに比べると、比較的安全なワクチンです。
ただし、デメリットとして、1回の接種では十分な抗体が作れなかったり、免疫機能が持続する期間は生ワクチンよりも短くなります。
また、生ワクチンに比べて比較的副作用が少ないというだけで、不活化ワクチンでもまったく副作用がないわけではありません。
日本の狂犬病予防は不活化ワクチン
ワクチンの種類によっては、不活化ワクチンと生ワクチンの両方あるものもあります。
狂犬病予防ワクチンにも両方の種類があり、海外ではどちらを接種するのか、飼い主が選択できる国もあります。ただ、日本では狂犬病予防ワクチンはすべて不活化ワクチンと決められています。
これは、他の伝染病に比べて、狂犬病は発症すると100%死亡する怖い病気です。そのため、万が一にも発症する可能性がある生ワクチンは、日本では使用されていないのです。
不活化ワクチンの場合、抗体の持続性が短いため、日本では1年に1回、狂犬病予防接種することが義務付けられているのです。
まとめ
犬の混合ワクチンを接種する場合、狂犬病予防接種の予定を考慮する必要があります。
先に混合ワクチンを接種する場合には、少なくとも一ヶ月以上前に病院に行かないとダメだそうです。
もう、「もなか」を飼い始めてから4年になりますが、初めて知りました。。。まだまだ知らないことがいっぱいあります。
あと、そのときに「もなか」の体重だけ先に量ってもらっていたのですが、ちょっとだけ太り過ぎですよ、と注意されてしまいました。確かに、最近は少しフォルムが丸くなってきたかな、と思っていたのですが、体重が9.9Kgもありました。
理想体重は9Kg台前半なので、確かに太り過ぎです。。。最近、おやつを少し与え過ぎていたようです。
昔にも一度、病院の健康診断で注意されたことがあり、頑張ってダイエットをしたことがあるのですが、少し油断をするとすぐに太ってしまいます。
「もなか」はかなり食いしん坊なので、家族の誰かが食事をしていると、すぐに近寄ってきて、じっと眺めています。そのとき、ついついあげてしまうのがいけないと、分かってはいるのですが。。。
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