S__6103068愛犬の「もなか」ですが、子犬のときから突然ブタみたいに「ブヒ、ブヒ」と鼻から息を吸い続けることがよくあります。

ひどいときには、かなり長く続くことがあり、最初は何かの病気かと少し心配していました。

ただ、発作が治まるとケロっとしているので、その内にまたかと慣れっこになりました。外でこの発作が起こると周りにいる小さい子供たちからブタみたい、と笑われてしまう「もなか」ですが、この症状にもちゃんと名前が付いており、「逆くしゃみ」と言うそうです。

アレルギー持ちの「もなか」が何かのアレルゲンに反応しているのかな、と思っていたのですが、同じ発作を起こすワンちゃんも結構多いようです。

逆くしゃみはひどくならない限り、特に心配することはないみたいですが、病気が原因で同じような発作が起こる場合もあるようなので、少し注意が必要です。

犬の逆くしゃみとは

発作性の呼吸動作なのですが、「逆くしゃみ症候群」、RSS(Reverse Sneeze Syndrome)とも呼ばれています。

通常のくしゃみは空気を吐くのですが、空気を吸い込みながら、くしゃみのような動作をすることから、逆くしゃみと言うそうです。

鼻から一定の早さで大きく息を吸い込む症状が10秒から長いときで1分程度続きます。発作が終わると何事もなかったように元に戻ります。 小型犬によく見られる症状で事前の兆候はなく、突然始まります。

鼻から息を勢いよく吸い込むときに、結構大きな音でブヒ、ブヒというブタのような音を出します。

逆くしゃみは人間でいうところの過呼吸症状に見えることから、慣れていない飼い主さんはびっくりすることがありますが、これが原因で意識を失ったり、虚脱状態になることはありません。

この発作は、命に危険があるような病気ではないですが、完治は難しいようです。

逆くしゃみの原因

逆くしゃみの原因は今のところ、不明とされています。

ただ、アレルギー持ちの場合には症状が出やすい傾向があります。また、マズルが短い犬種や小型犬での発生頻度が高いです。

「もなか」の場合はアレルギー持ちなので、何かのアレルゲンに反応して突発的な発作が起こっているようです。

逆くしゃみの対処について

発作が起こっている最中に喉や胸をマッサージしてあげると発作が治まることがあります。

海外では治療法として抗ヒスタミン剤が効くとされています。

抗ヒスタミンが効くということは、何らかのアレルギー症状が発作の原因のような気がしますが、抗ヒスタミンは対症療法になるので、根本解決にはならないと思います。

ただ、症状がひどいワンちゃんの場合には試してみてもよいかもしれません。

市販の抗ヒスタミン薬が効く

逆くしゃみがひどいワンちゃんにエスエス製薬の「ドリエル」、または「レスタミンコーワ」という薬を与えたところ、効果があったとありました。(人間用なので、必ず、ワンちゃんの体重を考慮して与える量を調整してください)

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どちらの薬も主成分は、抗ヒスタミン薬として一般的なジフェンヒドラミン塩酸塩です。

睡眠改善やアレルギー反応の改善薬として人間用に市販されているお薬です。 抗ヒスタミン薬でのアレルギー反応改善には個人(個犬)差があります。ワンちゃんによっては効果が少ないかもしれませんが、症状がひどい場合には試してみる価値はあると思います。

逆くしゃみに効果があるツボ

発作が起こった時、人間の咳や呼吸器に効くツボを押さえることで発作を止めることができるようです。

下記のブログでツボの位置を解説されていますので、参考にしてください。

文太部長一家のロハスな毎日

また、横隔膜の痙攣などに効く膈兪(かくゆ)というツボについて、以下のyoutubeで詳しく解説されていますので、共有しておきます。

その他

その他にも色々な方法がありますが、どれが有効なのかよくわかりませんでした。

「もなか」の場合、逆くしゃみは突然始まり、それほど長くは続かないので、とっさに色々試す余裕がありません。

  • 犬の舌を触って、つばを飲み込ませる
  • のどや胸をマッサージしてあげる
  • 犬の鼻を指で数秒間ふさぐ
  • 犬が気になる匂いのもの(例えばドッグフード、おかしなど)を嗅がせる

逆くしゃみと誤診される病気

犬が高齢になってから突然、発作を起こすようになった、普段から発作の頻度が多い(ひどい)場合は、逆くしゃみ症候群ではなく、他の病気の可能性もあります。

症状がひどい場合には、一度獣医さんに相談してみましょう。また、この病気は誤診もされやすいため、発作が起こっているときのワンちゃんをビデオに撮って、獣医さんに見せるとよいでしょう。

逆くしゃみと誤診されやすい病気としては、気管虚脱と心臓疾患があります。

気管虚脱

気管虚脱とは、気管の途中がつぶれてしまい呼吸が出来なくなる病気です。

小型犬の中高齢で比較的発生率が高いとされています。症状としては、軽い咳から始まり、だんだんと咳がひどくなると、ブタのような鳴き声になります。最後は呼吸困難となる怖い病気で、治療はとても困難です。

獣医さんにレントゲンを撮ってもらえば、気管虚脱かどうかは一発でわかります

心臓疾患

心臓疾患によって、心臓の機能が低下すると必要な量の血液を全身に送り出せなくなり、様々な症状が現れます。代表的な症状として、コンコンといった乾いた咳をよくするようになります。

まあ、運動することを嫌がるようになり、少し運動しただけで息切れするようになります。

まとめ

「もなか」の場合も発作は突然始まり、すぐに治まることが多いです。

それほど発作がひどい、というわけでもないので、今のところは抗ヒスタミン薬は使っていません。

いつもはそのまま様子を見ているだけなのですが、今度余裕があれば、簡単な対処法から試してみようかと思っています。

 

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