肉球クリームで保湿するとぷにゅぷにゅした健康的な肉球に

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「もなか」の肉球が最近ザラザラして、荒れていることがずっと気になっていました。

子犬のときには、ぷにゅぷにゅした肉球で触った感触がとても気持ち良かったのですが、いつ頃からかザラザラした感じになり、最近ではよく足の裏を舐めていました。

調べてみると、ざらざらになってしまった肉球でも、適切にケアすると「ぷにゅぷにゅ」として健康的な肉球に戻るみたいです。

試しに、肉球クリームというものを買ってみて、「もなか」の肉球ケアをしたところ、驚くほどの効果がありました。

肉球クリームでケアする

犬の肉球は何もケアしないでいると、乾燥する時期などには人間の手荒れと同じようにガサガサになったり、ひび割れたりすることがあります。

そんなときは、ペットショップなどで売られている保湿用のクリームを肉球に刷り込むように塗ってあげると効果的で、ワンちゃんが舐めても安全な天然素材のものを選ぶとよいです。

今回、買ったのはこれです。

「もなか」にはハニークリームで無香料のものを買ってあげました。

 

今のところ、2,3日に一回程度お手入れしてあげています。まだ、使い始めてから1ヶ月ほどなんですが、これが結構効果抜群でした。

初めの1週間で、ガザガザだった肉球がしっとりとした感じになってきて、しばらくすると、昔のように「ぷにゅぷにゅ」と気持ちのよい肉球に戻りました。

びっくりです。こんな短期間で効果があるとは思っていませんでした。

また、足裏をずっと舐め続けるようなことも無くなりました。

思っていたよりかなり即効性があり、効果抜群です。

犬の肉球の役割

肉球は素足で外を歩く犬にとって足を保護するという大事な役目を担っています。

肉球は通常の皮膚とは違い、表面を厚い皮で覆われており、中はかなり弾力があるので、砂利道でもケガをせずに歩くことが出来ます。また大昔の野生時代には小動物を狩る際に足音を立てずに獲物に近づくけるようにクッションの役割もしていたと言われています。

犬は人間のように全身で汗をかくことができないのですが、唯一肉球だけにはエクリン腺という汗を出す分泌腺があります。これは汗をかくことで肉球を乾燥から守るためだそうです。

そして、肉球の最も重要な役割は、歩くときに地面の形状を足裏で感じ取ることです。肉球は人間の指先と同様に神経が集中しており、かなり敏感なのです。

犬は肉球を通して地面の状態を感知しながら歩いているのです。それもあって、敏感な肉球を触られるのが嫌いなワンちゃんも多いのです。

肉球が固くなる原因

室内で飼っている犬より屋外で飼っている犬の方が肉球が固くなりやすいです。

原因としては、屋外で飼っている犬の場合、常にデコボコした地面で生活しているため、自然と肉球が鍛えられて肉球が厚く、固くなっていきます。

加齢によっても新陳代謝が悪くなるため、肉球が固くなってきます。また、乾燥した季節には肉球も乾燥しやすくなり、ガサガサになりやすいです。

肉球周りの無駄毛処理

短毛種でも手入れをしていないと肉球の間の毛が伸びてきますので、トリミングしてあげることが大切です。

特に室内犬の場合ではトリミングをしていないとフローリングを移動するときに滑りやすくなり、ケガの原因となります。また、伸び放題にしていると、肉球が蒸れて皮膚炎の原因となることもあるようです。小まめに手入れをしてあげましょう。

私の場合、いつもは小さなハサミで処理していますが、この前、娘が手入れをしたとき、電動の眉毛剃り機を使うと気持ち良いぐらい簡単にお手入れできたと言っていました。

ざっとハサミでカットしてから、細かな部分を眉毛剃り機でカットすると効率的かもしれません。また、専用の小型のバリカンを使ってもうまく処理できるようです。

「もなか」の場合、前足は全く問題なく、無駄毛処理をさせてくれるのですが、後ろ足になると、途端に嫌がります。

なぜだか、よく分からないのですが、いつも、後ろ足のときには素早くしないと、逃げてしまいます。

まとめ

愛犬の肉球ケアとして、肉球クリームは予想以上の効果があり、かなりお勧めです。

値段もそれほど高くはないので、一度試してみてはいかがでしょうか。

肉球は、犬にとってとても大事なものです。普段よく見えない場所のため、気をつけてあげていないと知らない内にガサガサ、固くなってしまうことも多いです。

また、ワンちゃんにとって敏感な部分であるため、触られるのを嫌うワンちゃんも多いことから、普段からスキンシップとして触ってあげているとよいかもしれません。

 

また、肉球がガサガサになっている場合、亜鉛不足ということもあります。以下の記事も参考にしてください。

《参考記事》 換毛期の犬のおやつには亜鉛たっぷりな、かぼちゃの種がおすすめ