昨日など、今までの散歩で過去最高クラスのウンチ量です。
何と、散歩中に3回もウンチをし、その内の2回は普段より多いぐらいの量でした。散歩のときのウンチ入れに使っているポーチがかなり重かったです。
最後の方はちょっと下痢気味な感じで、かなり柔らかったので、お腹の調子も少し悪いみたいです。
一昨日、少ししかウンチをしなかったらしいので、たぶんウンチが溜まっていたのだと思いますが、それにしてもなぜあんなに大量だったのでしょうか。
ウンチはため込むより、大量にするぐらいの方が健康的でよいと思っています。
ただ、ネットでのドッグフード評価では、ウンチが多くなるのでダメとよくあるので、本当なのかなと、ちょっと考えてました。
そもそもウンチの量が増えた原因とは?
一昨日、朝から「もなか」のおじやを切らしていたので、久しぶりにドッグフードでの朝食でした。たぶん、それが影響している?のかもしません。
しかも、今回はジェピースタイルのドッグフードだったので、結構穀類が多い部類です。
《参考記事》 ジェーピースタイルのドッグフードは本当にダメダメなのか-検証してみました
ただ、他のドッグフードの場合でも、なぜかいつもウンチの量が多い気がします。
ちなみに、昨日はこの前新しく買ったばかりのドッグフードでした。
《参考記事》 「犬心」はダイエットに最適なドッグフード(無料お試し有)
この3連休はちょっと手抜きをして、半分ぐらいドッグフードになってます。。。
それにしてもドッグフードを食べたときは、ウンチの色が面白いぐらいに変わりますね。ドッグフードの種類によっても、黒っぽいもの、薄い茶色など、色々と変化します。
ただ、うちの場合、いつもは手作り食の「おじや」を主食としているので、黒や茶色が結構混ざったウンチなのです。それが、ドッグフードの時には明るい茶色一色になり、まるで粘土みたいな感じです。
色がきれいすぎて、逆にちょっと不気味さを感じるぐらいです。
ドッグフードを主食にしているワンちゃんの場合、これが普通だと思うのですが、久しぶりにこれを見ると結構、新鮮です。
ドッグフードを替えるとウンチの量が変わる?
ひと口にドッグフードといっても、その中身は様々です。
当然、材料として使っている食材も違えば、その品質もピンからキリまで色々とあります。
そもそも、ウンチとは、腸内で消化しきれないものが排泄されるものであり、言ってみれは、食べ物の残りカスです。そのため、消化、吸収の悪いものを多く摂ると、ウンチの量も多くなるのは当然です。
一般的に、プレミアムドッグフードと呼ばれるものは、タンパク質である肉類を多くして、ワンちゃんに消化、吸収しやすいことを売りにしています。そのため、与えるドッグフードの量も少なくて済み、ウンチの量も少なくなります。
それは、ドッグフードに袋に表示されている給与量を見ても、一回の量が少ないので、よく分かります。
実際、有名なプレミアムドッグフードである、カナガンなどは栄養価がとても高く、一回に与える量が少なくて済みます。
《参考記事》 評判のカナガンドッグフード購入-無添加でアレルギー対策としてもおすすめ
また、一般的なドッグフードの場合には、穀類が多く含まれており、その分、食物繊維も多く、ワンちゃんの消化、吸収が良くありません。そのため、プレミアムドッグフードに比べると、ウンチの量が多くなると言われています。
- ウンチが少ない
ドッグフードに含まれる動物性タンパク質の割合が高く、穀類の割合が少ない。 - ウンチが多い
ドッグフードに穀物や食物繊維が比較的多く含まれる。
犬のウンチの量は少ない方がいいの?
食べ物のほとんどが体内で消化、吸収され、残りカスが少なくなるので当然です。
また、飼い主からすると、ウンチの量が少ない方が、一日の便の回数も減るので、犬の世話も少しは楽になります。実際、子犬のときなどは、ちょっと目を離すとワンちゃんがウンチまみれになったりして、目も当てられません。
では、単純にウンチの量が少ないドッグフードの方が、ワンちゃんの健康に良いかと言われれば、答えはNOだと思います。ウンチの量が健康のバロメータとして使えれば、簡単で分かりやすいのですが、そうではありません。
それは、ある程度のウンチ量がないと、体内でウンチをため込んでしまうことがあり、逆に体によくありません。
体内にウンチが長く留まることで、悪玉菌のエサとなったり、水分が吸収され過ぎて硬くなり便秘になり易くなります。健康には良くないことだらけです。
「もなか」の場合ですが、毎日必ず1回はウンチをします。散歩でウンチをしない日は、体の調子が悪いのかと思ってしまうぐらいです。
それは、「もなか」の場合、しっかりと食物繊維も食べているからだと思います。
食物繊維は消化、吸収できないので、犬は食べる必要がないとまでいわれるのですが、腸内で善玉菌のエサとなるだけなく、ウンチをカサ増しすることで便通を良くする効果もあります。
最近では、食物繊維のことを第六の栄養素ということもあるぐらい、評価も高まってきています。
ちなみに、便秘のとき、さつま芋を食べさせるのは、食物繊維によってウンチをカサ増しできるからです。
《参考記事》 犬の便秘対策として干し芋のおやつは最適、詰まる前のケアが大切
なので、ウンチは少ない方が良いというのは間違いです。ある程度のウンチの量は健康のためにも必要です。
折角、健康のことを考えてプレミアムドッグフードを与えていても、便秘になったら、逆に健康には悪いのです。
まとめ
今回、「もなか」が大量のウンチをしたことで、犬のウンチ量について少し考えてみました。
ウンチはあまり多すぎるのも困りものですが、便秘になるよりは全然マシです。
よく、安いドッグフードでは安い食材をつかっているために、消化効率が悪く、ウンチの量が多くなると言われます。特に穀類が多いものはダメだと決めつけている人が多いのですが、最近ではそんなことはありません。
加工の仕方によっては、植物性タンパク質でも十分な吸収率があるそうです。
そんなことよりも、添加物テンコ盛りのドッグフードの方がよっぽど健康には良くないです。
それにしても、普段の「おじや」を食べているときより、ドッグフードの方がウンチ量が増えるというのは、どうしてなんでしょうか。
昔、カナガンを食べていたときでも、あまり違いが分かりませんでした。
まあ、「おじや」にはムネ肉を多めに入れているので、一般のドッグフードより消化、吸収が良いのかもしれません。また、「おじや」にしていることで、お米や野菜もクタクタになるまで煮込まれ、消化しやすいのだと思います。
恐るべし、「おじや」の力です。
《参考記事》 愛犬のための「鶏肉と野菜たっぷりおじや」-栄養たっぷりで簡単調理
それでも、たまに不消化のままウンチとして出てくるものもありますが、何の問題もありません。
手作り食の場合、消化しやすいようにと、なんでも磨り潰してしまう人がいますが、ある程度柔らかく煮込んであげれば、たいていのお野菜は大丈夫です。