ペットの里親サイトとして有名な「ペットのおうち」が、最近「ペットプロフ」という新しいサービスを始めました。
このサービスは、ペットの情報をサイトに登録すると、ペットIDが発行され、それで検索することで登録情報が参照できるようになるというものです。
また、希望者には、PET-IDタグという迷子札を500円で作ってもらえます。
この迷子札をペットに付けていることで、ペットが迷子になった際、保護してくれた方に登録情報を提供できるようになります。
ペットプロフとはどんなサービスか?
「ペットプロフ」はペットのプロフィールを登録することができるサービスです。
プロフィールとして、ペットの名前、普段食べているもの、病歴、アレルギー、飲んでいるお薬などを登録できます。ペットプロフに登録すると、ペットごとにペットID(7ケタの数字)が発行されます。そのペットIDで検索することで、登録情報を誰でも参照できるようになります。
「ペットプロフ」では、希望者にPET-IDタグという、5円玉と同じ大きさのステンレス製の迷子札を発行してくれるサービスもあります。この迷子札には、「ペットのおうち」のURLと登録されたペットIDが刻印されているので、保護してくれた人が迷子札をみて、サイトにアクセスすることで、ペットの情報を見ることができます。
《参考ページ》 PET-IDについて
保護した方が「ペットのおうち」に連絡してくれると、サイトから飼い主に発見情報が届くしくみになっています。
通常ならPET-IDタグの発行に500円かかるそうなのですが、今なら数量限定で無料でもらえます。タダでもらえるチャンスなので、興味のある方はお急ぎください。ペット保険会社のアイペット損保がスポンサーになっているようで、タグの送付時にペット保険の勧誘があるそうです。
PET-IDタグの発行の受付完了メールに、以下のような記載がありました。
–同封のスポンサーからのお知らせについて———
——————— PET-IDタグには、
ペットプロフのスポンサー企業からのご案内
(広告やパンフレット)が同封される場合がございます。
お客様の個人情報がスポンサー企業に伝わることは一切ございませんのでご安心ください。
さらに、「ペットプロフ」に登録すると、ペットブログやフォトギャラリーなどが使え、ちょっとしたSNSとして他のユーザーとも交流ができるようになります。
大震災や突然の迷子に備えて迷子札を付けよう
「ペットプロフ」のページにも記載されているのですが、東日本大震災では被災したペットが多くいました。運よく生き残ったペットも飼い主とはぐれてしまい、身元が分からなくなったペットもたくさんいたようです。
環境省がまとめた資料によると、保護された犬のうち、87.8%もの犬たちが首輪しかしておらず、迷子札や鑑札を付けていなかったようです。首輪しか付けていなったワンちゃんの場合、0.5%しか飼い主が見つかりませんでした。逆に、迷子札、鑑札を付けていたワンちゃんはすべて身元が判明したそうです。
《引用記事》 東日本大震災におけるペットの被災概況
せめて、首輪に鑑札を付けていれば、すぐに飼い主が判明したはずなのにとても残念な結果です。
少し前にも、鬼怒川の決壊で大洪水が起こり、犬が流されている映像が報道されて、話題になっていました。最近は、異常気象による災害も多く、どこで大災害が起こるか、予測できません。他人ごとではないと思います。
まとめ
大震災とまではいかなくても、いつ愛犬が迷子になるかわかりません。
そんなとき、少しでも発見の手がかりとなるように迷子札を付けておくのは、よいことだと思います。鑑札だけでは、保護してくれた人が情報を直接確認することもできません。迷子札を付けることでより早く発見情報が飼い主に伝わる可能性が高くなります。
「ペットプロフ」の登録は無料ですし、今ならPET-IDタグも無料でもらえるみたいです。私も興味があったので、試しにさきほど登録してみました。
ご興味のある方は、よかったら試してみて下さい。
《参考ページ》 ペットのおうち ペットプロフ