愛犬の無駄吠えに悩んでませんか?

吠える

実は「もなか」の場合も庭に出ると、ご近所を通っている人に向かってよく吠えることがあり、何とかしつけようと頑張っている最中です。中でも一番よく吠えるのは宅配便の配達車に対してであり、自分の家に来たときだけでなく、ご近所さん宅に車が止まっただけでも必ず吠えています。すぐに止めてくれればよいのですが、放っておくとしつこく吠えるので、朝の早い時間帯などはご近所迷惑になります。なんとか無駄吠えをさせない良い方法はないかと、試行錯誤中です。

犬の無駄吠えとは

犬の無駄吠えとはそもそも何なのでしょうか。

犬が吠えるという行動は犬にとっては至って普通の行動なのですが、飼い主が吠えてほしくない状況で犬が吠えると、無駄吠えと言われてしまいます。

犬はうれしい時、悲しい時、甘えたい時、何かしてほしい時、と何かにつけて自分の意思を表示するために吠える動物です。犬にとっては無駄吠えなどというものはなく、犬が吠えるときには何かしらの理由があるものです。

例えば、番犬として庭で飼われている犬の場合、家や庭に知らない人が侵入してきたときにはワンワンと吠えて侵入者を撃退してほしいのですが、単に家の前を人が通っているだけで吠えるとご近所迷惑となり、無駄吠えということになります。人間にとっては簡単なこの違いを犬に教えこむのはかなり難しいです。犬はその習性として自分のテリトリーを主張したがります。特に自分の家(テリトリー内)に知らない人が近付くとそのテリトリーを守ろうと必死になって吠えるものです。

実際、私のご近所でも、犬を飼っている家の前を通っただけで、かなり距離があるにも関わらず騒がしく吠える犬が多いです。ごく一部にはフレンドリーに尻尾を振って歓迎してくれる犬もいるのですが、こちらの場合は別の意味で番犬としては問題がありそうです。

犬が吠える原因について

先にも書きましたが、犬が吠える時には何か理由があるものです。無駄吠えをしつけるためには、まずは犬がなぜ吠えているのか、その理由を考える必要があります。犬が無駄吠えする理由について以下にまとめてみます。

  • 警戒心、恐怖
    子犬のときに早く母犬から離された、他の犬や人間と触れ合う機会が少なった、飼い主からの暴力を受けたことで人間に恐怖心を抱いているなど、理由は色々なのですが、警戒心の強い犬はよく吠える傾向があります。
  • 縄張り意識
    犬は自分のテリトリーに見知らぬ人、動物が入ってきた時には相手を追い払うために吠えます。これはオオカミとも共通する犬生来の本能です。
  • 欲求、欲求不満、ストレス
    散歩に行きたい、走り回りたい、遊んでほしいなど、犬も色々と欲求を抱いています。それを飼い主が満足させてあげられないとき、犬はストレスを感じ、吠えることがあります。また、飼い主の態度や行動に問題がある場合が多いです。たとえば、おやつがほしいときに犬が吠えると言われるがままにおやつを与えていると、犬は吠えるとおやつをもらえると学習してしまうことになります。
  • 社会的促進
    どこかで犬が遠吠えしていると近所の犬がみんなで遠吠えし出した、多頭飼いで誰か一匹が吠えだすと他の犬も釣られて吠えだすなど、他の犬に釣られて吠えることがあります。

  • 老化、認知症
    老犬になったときに突然、夜中に吠えるようになったなどの場合、高齢のためにどこか具合が悪くなっていたり、認知症になっている可能性があります。特に認知症についてはここ最近、急に犬も長生きするようになり、かなりの高齢まで生きるようになったことで増えている病気です。

無駄吠えを無くすためには

愛犬がなぜ吠えているのか、普段一緒に生活している飼い主ならある程度推測できると思います。まずはご自分の愛犬の行動を分析してみて、なぜ吠えているのか、上記の分類に当てはめてみてください。

以下にそれぞれのパターンでの対応方針について記載していきますので、確認してみてください。

警戒心、恐怖の場合

警戒心、恐怖心が強い犬の場合、恐怖でパニック状態になることが多いです。パニックが極端になると飼い主であっても噛みつくようになることがあります。そのような場合には、まず犬が冷静になるまでそっと側にいてあげることが大事です。愛犬をやさしく側に抱き寄せ一緒にいてあげることで犬も徐々に冷静さを取り戻すはずです。

犬が冷静になってからも犬が納得するまで一緒にいてあげることで、怖い体験を克服することができるようになります。

よく、犬の社会化のために色々なところに連れて行ってあげる飼い主さんがいますが、犬が恐怖でパニック状態になっているときには折角のその経験が生かされないばかりか、愛犬が益々怖がりになってしまいます。

縄張り意識が強い場合

縄張り意識が強い犬の無駄吠えを軽減させるには、まず犬から見える環境を変えてみるという方法があります。外飼いの場合には犬小屋を置く位置を玄関や通りから遠ざけることで無駄吠えを軽減する可能性があります。また、室内で飼っている場合には、外が直接見えないようにカーテンなどで仕切ってみるのも効果があります。

警戒心が強い場合と同じく、吠え始めたときにそっと側によりそってあげることで改善される場合があります。いつも吠える宅配便が通ったときなどに側にいてあげ、もし吠えなかったときには思いっきり褒めてあげることも効果的です。

欲求不満、ストレスの場合

犬も生き物であり、やりたいこともあります。一日中、放ったらかしにしていると、さびしいのは当たり前です。特に犬は元々群れで生活する動物であるため、集団の中でコミュニケーションを取りながら生活するものです。飼い主が遊んであげたり、散歩に連れて行ってあげたり、普段からよく声をかけてあげたり、撫でたりしてスキンシップを取ったりすることも重要です。

ストレスがたまると無駄吠えの原因となるだけなく、物をよく噛んだり、いたずらをするなどして飼い主の気を引こうとすることから悪い癖にも繋がります。

社会的促進による無駄吠えの場合

多頭飼いしていて、よくみんなが吠え始めるようなことがある場合、まず原因となっている犬を見つけ出し、重点的にしつける必要があります。問題となっている犬を大人しくさせることができれば、他の犬も自動的矯正できる可能性があります。

老化、認知症の場合

犬も高齢になると、思うように体が動かくなったり、老化から目が悪くなったり、耳が聞こえにくくなったりと色々と周囲の状況を把握することが難しくなってきます。その場合、犬は不安からよく吠えるようになることがあります。

このような場合、飼い主さんに向かって助けを求めているのですから、無駄吠えするといって叱りつけるのは逆効果となります。

また、最近では犬の認知症も問題となっており、人間と同じように昼夜が逆転して夜に徘徊して吠えるなどの症状が出る場合があります。まずは、どこか異常がないのか、獣医さんに相談してみましょう。

まとめ

「もなか」の場合、柴犬ということもありその性格から縄張り意識が強く、周りへの警戒心からよく吠えています。

初めの頃は、「もなか」が吠えだすと「ダメ!」とよく叱っていたので、「もなか」も吠えることは良くないこととわかっているみたいです。吠えているときにドアを開けるとと気まずいような顔をして吠えるのを止めます。最近では、吠えても怒らないようにし、時間のあるときにはできるだけ側に行って一緒にいてあげるようにしています。