《参考記事》 現在、愛玩動物飼養管理士を目指して勉強中
といっても、ほとんど勉強が進んでおらず、まだ課題提出(マークシートによる模擬テストのようなもの)も出来ていません。完全に落ちこぼれ状態です。
課題の締切がもうすぐなので、早く提出しないと、試験を受験出来なくなってしまいます。ちょっと焦っています。。。
一応、教本を全部読んでから課題のマークシートをやろうと思っていたのですが、これが中々進んでいません。教本がとても教科書、教科書しており、内容的には興味あるものもあるのですが、あまり進んで読みたくなるようなものではないからです。
あと、教本の分量が案外多いこともあり、まだ、半分も読めていません。
特に、最初の教本1は、法令の話がやたらと多く、面白くないからです。
「愛玩動物飼養管理士」のスクーリング内容
という状況の中、先日「愛玩動物飼養管理士」のスクーリングを受けてきました。
丸一日の講義で、6時限もありました。カリュキュラムはこんな感じです。
- 1時限 動物の飼養管理(総論、犬と猫の飼養管理)
- 2時限 動物の飼養管理(その他哺乳類・鳥類・爬虫類の飼養管理)
- 3時限 愛玩動物飼養管理士の社会活動
- 4時限 動物のしつけ
- 5時限 動物愛護論Ⅰ・人と動物の関係学
- 6時限 動物関係法令概説
都心部にある研修会場なのですが、100人以上も入れる部屋が何個もある大きな会場でした。
講習会場に行ってみると、受講者の8割ぐらいは女性で、私の様なおじさんはかなり浮いていました。また、団体らしき若い受講生が多かったので、たぶんどっかの学生さんだと思います。
あと、びっくりしたのですが、講義会場として2つも会場があり、合計で200人以上は受講していたと思います。この資格、思っていたより、かなりメジャーな資格のようです。
トータルで15万人以上もの人がこの資格をもっている人がいるので、そんなものかもしれません。
講義は資料による説明がメイン
また、講義と言っても、ただ出席して、講師の先生のお話を聞いているだけでOKでした。
最近では、ワークショップ的な講習会への参加が多かったので、そんなものに比べれば、ただ座っているだけなので、楽勝です。その代わり、午後はかなり眠かったです。。。
ただ、中には最初から最後まで寝ている人もいて、折角お金を払って受講しているのに、もったいないって感じです。どっかの学生さんだと思うのですが、興味がないなら、最初からこんな勉強などしなければよいのに。。。
第一線で活躍している講師さんたち
講師としては、獣医師さん、上級、一級愛玩動物飼養管理士の方など、主に日本愛玩動物協会に関係する方が来られていました。
実際に第一線で活躍されている方ばかりで、単に教本を読むよりは、やはり実際に話を聞いた方が分かりやすかったです。
ただ、時間も限られていることからみなさん、ポイントとなる項目だけに絞って、駆け足で説明されていました。そのため、ほとんどの方はざっと資料内容を説明するだけで精いっぱいという感じです。
あの分厚い教本の内容をすべて講義しようとしたら、とても一日では終わらないので、仕方がないですが、ちょっと。。。な感じでした。
なので、「ここ、よく試験にでる注意点ですよ、線を引いておいてください。」という風に、どうしても試験対策という傾向が強かったです。
どちらかというと、試験では突っ込んだ内容はあまり出ず、大雑把な内容だけ理解していればOKという雰囲気でした。
中には、面白い話をされている方もいて、教本の内容よりも実際の活動内容について、もっとゆっくりと話を聞きたいなという感想でした。
スクーリングよりもっと講義ビデオを見たい
基本、通信教育なのでコストを考えると、スクーリング回数を多くできないのは分かるのですが、やはり実際に話を聞いた方が理解が早いです。
前回ダメだししたビデオを作成するぐらいなら、毎回の講習内容をビデオ録画してネット配信してくれるだけでもかなりいい感じになると思います。
今なら、※Schoo(スクー)みたいに録画した講義を好きな時に見れるようにすれば、コストもそれほどかからないでしょう。(スタディサプリでやっている神授業1万本みたいな感じです)
※スクーというのは、色んなことをオンライン動画で学習できるネットサービスです。生放送を見る分にはすべてタダで見れるので、結構気に入っており、最近ちょくちょく利用しているサービスです。内容的にはどちらというと、広く、浅くといった講義が多いのですが、色んなジャンルの講義があるので、まったく知らない分野などはとても面白いです。
単純に、講義した内容をyoutubeにアップして、リンク貼ってくれるだけでOKな気もします。内容が面白ければ、動物愛護活動にも効果があると思うのですが。。。
講義で一番おもしろいと感じたのは愛護論
教本で読んでいた時は概念ばかりであまり面白くなかったのですが、講義で話を聞いていると、とても興味深かったです。
個人的に、犬関係の話はある程度、知っていることも多く、それほど目新しい内容はなかったからです。また、法令の話は、予想通りあまり面白くはなく、必然的に、残りは猫の話か、その他の動物の話、動物愛護論ぐらいになってきます。
その中で、動物愛護論が私的にはいい感じでした。
特に、アフリカ、欧米と日本との動物に関する根本的な考え方の違いや、アニマル・ライツ派、ウェルフェア派の考え方など、初めて聞いた内容でした。
動物愛護論で、旧約聖書やアリストテレス、デカルトなどの有名な哲学者が出てくるのも、とても面白いですね。
人間と動物との関わり合いについて、昔から色んな議論があるということは、それだけ皆、とても感心があることなのでしょう。
まとめ
久しぶりの1日講義だったので、ちょっと疲れましたが、思っていたより講義自体は面白かったです。
全く自分の専門分野と違うことを勉強するのも、色々な気づきがあって面白いものです。
ひとつ残念なことは、今回のスクーリングでは、「動物のからだのしくみ」について、まるっと抜けていました。
なぜなんでしょうね?講師の方の都合がつかなかったのか?
どちらかというと、このあたりことが一番勉強したかったので、かなり残念です。
こういっては、なんですが、別に動物愛護協会の成り立ちなんかには、個人的にあまり興味はないです。
「愛玩動物飼養管理士2級」では、様々な内容が盛り込まれているのですが、基本、広く、薄い内容なので、既に知っていることについては、正直、教本を読んでいても物足りない感じがします。
特に、愛玩動物ということで犬、猫だけでなく、ウサギや小鳥、爬虫類まで広く扱っているので、ちょっと範囲が広すぎて、ヤッツケ感がかなりあります。
そもそも、まったく知らないウサギや爬虫類の生態について、教本の数ページで理解しろと言うには無理だと思います。
実際、犬に関する一般的な知識なら、前回受けたペットフード/ペットマナー検定でも十分な感じです。今回の管理士ともかぶっている内容も多く、テキストもあちらの方がかなり読みやすかったので、初心者にはおすすめです。
《参考記事》 ペットフード/ペットマナー検定の公式テキスト、買ってみました
まあ、折角、お金を払って受講しているので、もっとキチンと勉強して元を取りたいと思っています。
まずは、課題の提出から。。。