犬のおやつ、ドッグフードには添加物がいっぱい、買うときには要注意

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おやつ犬のおやつを買うとき、一番に気にしているの原材料です。元々、健康志向が強かったのですが、娘と「もなか」がアトピーになったことから食品添加物にはかなり気を使うようになりました。

ペットフードを買うときも必ず添加物の有無を確認するようにしているのですが、かなりの確率で食品添加物が入っています。

食品添加物は安全が保証された範囲でしか使用が認められておらず、まったく問題ないとよく言われています。

本当でしょうか。

添加物の安全な基準は賢い人たちによって研究されており、マウスなどを使った動物実験を通して、まず毎日食べても大丈夫であるという基準量を決めます。その1/100の量を人間が一日に摂取してもよい許容量「ADI」として定めています。

このように偉い学者さんたちが研究した結果、その基準内で添加物を毎日食べても安全だと言われているのです。

ただ、このADIはあくまで単一の添加物での動物実験にしかすぎません。人間や犬で、長期的、かつ他の添加物との複合的な摂取については、何が起こるのか、疑わしいのです。

確かに食品添加物によって、食品の保存期間は格段に延びました。そのおかげで現代人の食生活に劇的な改善がもたらされ、コンビニなども発展し、便利な世の中にもなりました。

その一方でアトピー、アレルギー患者が異様なくらい増大しています。考えてみて下さい、1960年頃の日本にはアトピー患者などいなかったのです。
《参考記事》 昔はアトピー性皮膚炎という病気はなかった

食品添加物だけがアトピーに影響しているとは思いません。添加物の他にも、食の欧米化による食用油の取り過ぎやショートニングなどのトランス脂肪酸の影響もあるとは思います。
《参考記事》 アメリカがついに使用禁止、トランス脂肪酸はドッグフードにも?

すべての食品添加物がダメだというつもりはないのですが、食品の見た目だけを良くするための着色料など必要ないと思います。

個人的には、添加物が入っているものと、入っていないものが売っていれば、とりあえず、入っていないものを選ぶようにはしています。

主な添加物には以下のようなものがあります。

  • 亜硝酸ナトリウム
  • ソルビン酸カリウム
  • 亜硫酸ナトリウム
  • 合成着色料

食品添加物には肯定派と否定派の賛否両論があり、どちらが正しいのか、ネットで調べているとよくわからなくなります。ただ、余計なものは入っていない方がよいことは確かなので、できるだけ添加物は少ないものを選ぶようにしています。

中国産はまず買わない

添加物依然の問題として中国産の場合、どうしてもというとき以外、買わないようにしています。最近、激安スーパーに行けば、異様に安い食品が多いですが、たいていは中国産でがっかりします。

なぜかというと、中国産の物はどんなに安くて、良さそうに見えても信用できないからです。日本人で中国の食品を信用している人はまずいないと思うのですが、安さに釣られて買ってしまう人が多いです。

中国でお金持ちの人は、自分の国の食品を買わないと言われているぐらい中国の食品には信用がありません。中国人でさえ自分の国を信用していないのです。そんな食べ物にどんなものが入っているか、わかったものではないです。

ペットフードについては、人間用以上に要注意です。ペットフードの場合、原材料に入っている添加物については表示する義務さえありません。消費者からすると、何が入っているかわからないのです。実際、過去にはアメリカで中国産のドッグフードによる大量中毒症が発生しています。

《参考記事》 気になるドッグフードの安全性、ペットフード安全法はザル法?

日本でも食品偽装問題が一時期話題になっていましたが、中国では今も普通に食品偽装が行われているようです。何かの特集テレビでやっていたのですが、日本製品の期限切れ食品を輸入し、賞味期限のラベルに細工して売りさばいていました。

こんな状況で中国製食品を信用しろという方が無理です。

亜硝酸ナトリウムとは

亜硝酸ソーダとも言われており、ハム、ソーセージなどの肉製品、いくらなどの魚卵などが変色するのを防ぐためによく添加されています。

食品添加物の中では、急性の毒性が非常に強く、魚肉、魚卵、食肉に含まれるアミンと胃の中で結合すると、強い発ガン性があるニトロソアミンという物質に変化します。日本人に胃がんが多いのは、このためとの指摘があるほどです。ただ、ビタミンCがあると、ニトロソアミンが作られない事が分かっています。

また、中毒の症例から猛毒と知られている青酸カリの毒性と同じレベルであると言われています。

ソルビン酸カリウムとは

ソルビン酸カリウムは食品の防腐剤として添付されます。人間用では、チーズ、ワイン、かまぼこ、ジャムなどありとあらゆるものに入っています。

特にカビや酵母、細菌に幅広く効果があるため、ソルビン酸は世界中で広く使われています。

ソルビン酸は脂肪酸の一種です。他の脂肪酸と同様に代謝され、二酸化炭素と水にまで分解されると考えられています。米国では使用制限のない物質として砂糖などと同等に扱われています。

ソルビン酸カリウムの怖いところは、亜硝酸ナトリウムと反応して、発ガン性物質になることです。しかも、この2つは同時に使われていることが多く、危険性も高いものです。

亜硫酸ナトリウムとは

亜硫酸ナトリウムにはカビや細菌の増殖を抑制する効果があるので、食品を長持ちさせ、食中毒を予防します。

この他、酸化防止剤、漂白剤としても食品によく使われる添加物です。一部の国内産を除いてワインには必ずと言ってよいほど、これが入っています。あとは干ぴょうやお豆腐を白く見せるための漂白剤としてもよく使われています。

取り過ぎると、中毒症を起こし、嘔吐、下痢の症状があります。その他にも喘息、アレルギーを引き起こす可能性があるとも報告されています。

合成着色料とは

タール色素ともいわれ、石油製品を原料にして化学合成して作られるものです。

色々な色素があり、青色1号、赤色2号などと記載されています。発ガン性物質としてアメリカやヨーロッパで使用が禁止されているものもあり、中には安全性に問題があるとされています。

まとめ

食品添加物は確かに便利な発明品です。ちょっと食品に混ぜるだけで食中毒になる危険性を劇的に減らしてくれます。

保存食用の添加物として人間は大昔から塩を使ってきました。塩も大量に摂取すれば毒になります。同じことが食品添加物にも言えるのだと思うのですが、自然でないものに対してはなぜか拒否反応があります。

ただ、科学的に合成された食品添加物を使い始めてまだ数十年です。こんなに添加物まみれになったのはごく最近のことだと思います。どんな副作用があるのか、まだわかっていないことも多いのではないでしょうか。

少しぐらい賞味期限が短くなり、少しぐらい値段が高くなっても、添加物が入っていない方が安心できます。

 

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