動物愛誤団体の行き過ぎた愛誤にネットで批判が集中

この記事は約3分で読めます。

9/20~9/26は動物愛護週間って知ってました?

私は正直なところ、まったく知りませんでした。

「動物愛護管理法では、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めていただくため、9月20日から26日を動物愛護週間と定めています。」

らしいです。
《参考URL》 動物愛護週間

法律で決まっていたとは、びっくりです。

ということで、動物愛護週間にちなんで、今、ネットで話題になっている件をご紹介します。

動物愛護団体の行き過ぎた正義に批判が集中

先日、ある動物愛護団体がホームレスの男性が飼っている犬を無理やり連れ去ったことで、ネット上でかなり話題になっています。

その時の映像がこちらです。(映像が削除されてました。。)

場所はパリです。ホームレスの男性が泣き叫びながら抵抗するなか、無慈悲にも犬を連れ去る様子が撮影されています。

この動物愛護団体の行為について、ネットで批判が集中し、連れ去った犬を返してあげてと、署名活動まで行われています。

最終的に24万7千人もの人が賛同しています。

ネットでの署名活動

《元記事》
Public Outcry After Animal Rights Group Confiscates Homeless Man’s Puppy

事件が起こったのは、9月19日のパリ中心部で、「Cause Animal Nord」という動物愛護団体が行った活動らしいです。この団体は、過去にも人種差別的な発言で問題になったこともあったようで、今回も人種的な偏見が背景にあるのではと言われているようです。

動物愛護団体の主張

この動物愛護団体の主張としては、ホームレスの男性が犬を薬物中毒にして物乞いに利用していたため、犬を保護したと言っているようです。

現場で確認したところ、通常の状態ではないと判断したとして、強制的に犬を連れ去ったとのことです。

以下、個人的な意見です

ビデオ映像を見る限り、単なる強盗にも見えるのですが、フランスではこんなことをしても逮捕されないのか、不思議です。

いくらホームレスだといっても、飼い犬ということは、犬の所有権はホームレスの男性にあるはずです。一民間団体が無理やり犬を連れ去れば、警察沙汰になると思うのですが。。。少なくとも日本でやれば窃盗罪で逮捕されると思います。

元記事がフランス語なので、詳細が良くわからず、勝手に決めつけると問題がありそうですが、こんなことをする動物愛護団体がいるから、一般の人から動物愛護団体は狂信者が多いと偏見の目で見られるのだと思います。

動物の愛護のために活動されることは立派なことです。

ボランティアとして活動されている方たちも多く、そういう方々に対して、素直にすごいと思います。ただ、一部の狂信的な人たちが目立ちすぎるのか、動物愛護団体というだけで個人的にはかなり色眼鏡で見てしまいます。最近、行政でも保健所のことを「動物愛護センター」と呼び方を変えているのですが、かなり胡散臭いです。

突然ですが、「動物愛誤」って言葉をご存じでしょうか。

「動物が可哀想」という感情のみで、物を言ったり、行ったりする行動の事。
感情のみで発言や行動の為、結果的に全く愛護精神とはかけ離れた事になってしまうのが特徴。

“行き過ぎた”動物愛護精神。

《引用元》 『動物愛誤』とは、

私はこういう人たちが大嫌いです。

シーシェパードなんてまさにそうなのですが、シーシェパードの場合は、金儲けために動物愛護を語っているので、もっとたちが悪いです。

狂信者たちは自分で作った正義(動物愛誤)がすべてであり、それと合いいれない意見を激しく攻撃します。一般人からすれば、関わり合いたくないというのが率直な意見だと思います。

今回の事件も、そんな「動物愛誤」が原因なのかもしれません。