もなか子犬だった「もなか」を家に迎えたとき、最初は子犬のときだけ室内で飼って、大きくなったら外で飼おうかと考えていました。犬は外で飼うものだという意識があったのと、柴犬は外で飼っても大丈夫だと思っていたからです。
それがいつの間にか、家の中で放し飼いにするようになり、今では好き勝手に家の中で暮らしています。普段、寝室のドアは開けてあるので、眠たくなると勝手に2階に上がって寝たりしています。

犬を室内で飼うことにはメリットもあれば、デメリットもあるのですが、外で飼うべきか、室内で飼うべきか、について考えてみました。

元々、日本では犬は外で飼うものであった

少し前まで、日本では犬を室内で飼うことはほとんどありませんでした。実際、私が子供のときには、犬は外で番犬として飼われていることが普通で、室内で犬を飼うことはお金持ちの象徴となるぐらいでした。

特に日本犬の場合、日本の厳しい寒さ、夏の暑さにも対応できるように適応した犬種です。そのため、番犬として外で飼われることが多かったのです。

ただ、近年になって洋犬を愛玩犬として飼うことが増えると、状況は変わってきました。日本の気候に適応できない洋犬、特に小型犬では、そもそも外で飼うことができず、室内で飼うのが普通になってきたのです。また、日本の住宅事情の変化も関係があります。都会では広い庭がある家も少なくなり、元々庭がない家では、犬は室内で飼うしかなくなりました。

少し古いデータですが、2009年のペットフード協会の調査では、73.3%の犬が主に室内で飼われているとの調査結果があります。それも2007年(69.4%)、2008年(70.4%)と徐々に増えています。また、東京都の平成23年の調査では、85.2%が室内で飼われているとのことです。

このように今では、外で犬を飼っている人の割合の方が極端に少ない状況です。

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犬の室内飼いのメリット

  • 犬と常に一緒にいる時間が長くなるため、犬との信頼関係を築きやすい
  • いくら、犬が寒さに強いといっても室内で飼う方が健康面では良いです。特に小型犬では、外で飼うことができない犬種も多いです。室内で飼うことで、犬も長生きするようになります。
  • 普段、外で飼っていると、犬のちょっとした変化に気付きにくいものです。体調不良や感染症などの病気になったとき、気付くのが遅れることになります。
  • 犬はその習性として群れで生活してきました。1頭だけで外で飼われているよりも、家の中で常に家族と一緒に生活する方が犬にとっては幸せなのです。

犬の室内飼いのデメリット

  • ダブルコートの犬種では特に抜け毛対策が必要となります。飼ってみないとわからないと思いますが、抜け毛は想像以上にすごいです。抜け毛の時期にブラッシングを忘れると、すぐに家中が抜け毛だらけになってしまいます。
  • いつもワンちゃんをきれいにしていても、犬の体臭は多少するものです。このため、家の中が犬臭くなる覚悟が必要です。
  • トイレの問題。しつけがしっかりできていないと、家のあちこちでオシッコをしてしまうことがあります。
  • 家の中に転がっている小さなものをキチンと片付けていないと、ちょっとした隙にワンちゃんが異物を誤飲してしまうことがあります。

結局、犬を飼うには室内、屋外のどちらが良いのか

個人的には、大型犬であっても室内で飼うことをおすすめします。当然それだけの広さがないとダメなのですが、最低限の広さがあれば、大型犬でも室内で飼うことはできます。

なぜかというと、やはり犬はいつも一緒にいる方が家族として、より親密な関係を築くことができます。外で飼っていると、どうしても犬は疎外感をもってしまい、群れの一員という感覚が薄くなります。逆に常に一緒にいる方が犬の「しつけ」をする上でも、うまくコミュニケーションをとりやすいものです。そのため、子犬の時期には、特に室内で飼う方がよいです。

また、最近では、外で犬を飼う人が少なくなったこともあり、外で犬を飼うことで近所トラブルになることもよくあります。近所の人からすれば、いつも吠えてうるさい、犬の臭いが嫌い、犬の抜け毛が洗濯物に着く、などトラブルとなるネタがいっぱいです。特に近所づきあいが希薄な都会では、ペットが元でのトラブルもよく起こっているので、オススメではないです。



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