ペット用の見守りカメラ・ガジェットを比較してみました

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日向ぼっここの前、このブログで「わんダント2」というペット用の見守りカメラをご紹介しました。

《参考記事》 愛犬のお留守番を見守る「わんダント2」はとても魅力的

なかなか魅力的な製品なので、実際に買ってみようかと、現在検討中です。

この手の製品(ペット用の活動量計、ウェアラブル端末)は、少し前から海外のクラウドファンディングなどで時たま、登場していたのですが、最近になって日本でも普通の製品として販売されるようになってきました。

調べてみると、他にも類似製品が色々とあったので、一度まとめてみました。

 

見守りに使えるネットワークカメラについても調査したので、下記の記事も参考にしてください。

《参考記事》 ペットの見守りカメラの機能と値段について調査、オススメはどれ?

《参考記事》 激安の1980円で見守りカメラを買ってみた感想-ペット用としては十分かな

ペット用ガジェットの比較

単なるWebカメラを使ったペットの見守り製品は既にたくさんあるので、今回は活動量計や餌やりなど、何かプラスアルファの機能があるものをピックアップしてみました。

製品名カメラ機能おやつ活動量計値段
わんダント2静止画のみ×19,800円
ファーボHD、赤外線暗視×25,000円
リモカ2VGA、LED照明、首ふり×41,040円
MOTION××10,584円
イルボVGA、首ふり××未発売

こうしてみると、「カメラ」+「おやつ」機能を持っている、ファーボとリモカ2は同じようなコンセプトで競合しています。

機能面で比較してみると、大きく「カメラ」と「活動量計」の2つがあることがわかります。また、最近の流行りなのか、外からペットと対話しながら、おやつをあげれるものが2つもありました。

わんダント2は活動量計とカメラのハイブリッド型ですが、動画機能や対話機能を省くことで値段が安くなっています。もちろん、「おやつ」機能もありません。

個人的には、動画やカメラはおまけ程度でよいかと思っており、値段の安い「わんダント2」が一番の候補です。

Furbo(ファーボ)

《公式ページ》 Furbo ドッグカメラ

機能一覧

  • スマホを使って、外出先から家にいる愛犬の様子を確認したり、会話ができる。
  • カメラはHD画質、120度のワイドアングル、4倍ズーム、赤外線暗視機能あり。
  • スマホアプリでおやつもあげれる。(本体にセットした直径1cm程度のおやつが飛び出します)
  • お家で愛犬が吠えたら、スマホへお知らせ機能。

個人的な評価

音声も聞こえたり、逆にこちらから愛犬に声をかけられるのは、良いですね。

また、カメラ機能にもこだわっており、ワイドアングルで広い範囲を撮影できたり、真っ暗の中でも赤外線暗視機能があるので、夜でもペットの様子が分かるそうです。

あと、おやつをあげる機能はとても面白いです。

お昼休みなど、時間が取れるときに家に居る愛犬とコミュニケーションをとって、おやつまであげれるのはかなり理想的です。

ただ、発売元が台湾の会社(ベンチャー?)らしいので、製品品質がどの程度なのかは、まったく不明です。また、サポートも期待はしない方がよいでしょう。

日本での発売元は+Styleというソフトバンクが始めたばかりのIoT(Internet of Things)製品に特化したクラウドファンディングサイトらしいです。

初回購入は半額というも、まさにクラウドファンディングですね。

個人的には、ソフトバンクという時点でまったく良いイメージがないので、パスしますが、20,000円なら買いではないでしょうか。

リモカ2

《公式ページ》 リモカonline|リモカ2 (サイトが削除されました)

機能一覧

  • スマホを使って、外出先から家にいる愛犬の様子を確認したり、会話ができる。
  • カメラはVGA画質。カメラは上下左右に動く機能があり、ペットの様子を確認できる。
  • LEDライトが付いており、夜でもペットの様子を撮影できる。
  • 水飲み器とおやつポケットが一体になったタイプがあり、スマートフォンの操作で2回分のおやつを与えることができる。
  • 自動検知機能が付いており、ペットが近づいたときに自動録画して、メールで通知。

個人的な評価

ファーボと全く同じコンセプトの製品で、外出先からペットの様子を観察、会話しながら、おやつを与えることができます。

カメラ機能について、首ふり機能があり、愛犬が近くに居なくても探せるのは評価できます。ただ、VGA画質ということで、最近のスマホは大画面のものも多いので、多少画質が粗く感じるかもしれません。

ファーボに比べると、少し遊び心には欠けるように感じますが、中央システム技研株式会社という日本の会社が開発・販売しているそうなので、海外製品よりは品質的に安心できそうです。

MOTION

《公式ページ》 ペットの生活パターンがわかるペットのウェアラブル「MOTION」 (サイトが削除さました)

機能一覧

  • ペットの活動を24時間記録し、活動状況を可視化。
  • ペット周辺の気温、日照時間もひと目で確認できる。
  • 防水機能あり

個人的な評価

とてもシンプルなペット用の活動量計です。その分、小さく、軽量に作っているそうです。

活動量計として、普段はわからないペットたちの活動状況を見れるのは、おもしろそうです。

ただ、ネットと調べても評価も少ないので、使い勝手などは良くわからないのですが、Bluetoothでスマホとデータを同期するようです。

MOTIONを使っているなかまとコミュニケーションする機能もあるみたいですが、日本語ではないと思いますので、あまり期待しない方がよいでしょう。

活動量計として、最低限の機能だけでよいなら、これで十分かもしれません。

ilbo(イルボ)

《公式ページ》 移動式お留守番カメラ ilbo イルボ

残念ながらこの製品は、まだ、発売が未定だそうです。

かなり以前にクラウドファンディングで募集していたようですが、チャレンジ失敗したそうです。

《COUNTDOWN》 移動式お留守番カメラilbo(イルボ)を開発して世界に羽ばたく

カメラ自体が自由に移動できる作りになっており、留守中の家の気になるところに移動して、チェックできるのが売りだったらしいです。

コンセプトはかなり楽しそうで、ガジェットしては面白いです。

ただ、実際に家の中でラジコン操作するとなると、色々な障害物があったり、ペットに蹴られたり、動けなくなることも多いような気もします。。。

まだ、ホームページがあるので、会社としては発売を諦めてはいないのかもしれません。

まとめ

最近、ペット用のガジェットも色々と面白そうなものが発売されています。

ただ、まだまだ黎明期のためか、どの製品がよいのかよくわかりません。また、この手の製品はベンチャーや海外製品のものが多く、品質やサポートも心配です。

もう少し時間が経つと、こなれた製品が出てきそうな気がしているのですが、「わんダント2」は一応、富士通という大手の日本製品であり、なかなか面白そうなので、買ってみようかと思っています。まだ、正式には値段も発表されていないので、あまり高いと断念します。。。

《参考記事》 愛犬のお留守番を見守る「わんダント2」を買ってみました

特に一人暮らしで、ペットを飼っている人によっては、このようなペットの見守りグッズの需要はかなりあると思います。もう少しお値段が安くなってくると、もっと普及するのではないでしょうか。