犬昔から、女の子が将来つきたい職業として、獣医師、ペット関係や動物園など、動物と関わったお仕事には、すごく人気があります。(うちの娘も獣医さんになりたいと言っていました。)

また、少し前のペットブームで大好きな動物に関わる仕事につきたい、という人も増えたようで、ペット関係の資格を取りたいという人もたくさんいるように思います。

動物に関わる仕事といっても、その種類はたくさんあり、色々な資格が必要なものもあります。

動物関連のお仕事として、代表的なものについて調べてみました。

獣医師

獣医さん日本では獣医師は、獣医師法という法律で定められており、国家試験である獣医師免許を取得しなければいけません。

獣医さんになるのはとても大変

獣医師になるためには、まず大学の獣医学部に入る必要がありますが、これが結構大変です。

現在、日本国内の獣医学系の大学は、国立大が10(帯広畜産、北海道、岩手、東京、東京農工、岐阜、鳥取、山口、宮崎、鹿児島)、公立が1(大阪府立)、私立5(酪農学園、北里、日本獣医畜産、日本、麻布)、の合計で16大学しかありません。

獣医学部は人気があるため、例え私大であっても偏差値が60以上必要です。国公立に至っては、最低でも63,4は必要です。医学部よりはかなり落ちますが、それでもかなりの難関です。

また、大学は医学部、薬学部と同じく6年制であり、大学でもかなりの勉強をする必要があります。

さらに、大学卒業後には農林水産省が実施する獣医師国家試験に合格し、獣医師免許を取得しなければいけません。新卒の場合、85%程度が合格する試験ですが、その問題はかなり難易度が高いようです。

2014年時点での日本の獣医師の総数は39,098人です。

獣医師のお仕事

獣医さんというと、町の動物病院のお医者さんというイメージが強いですが、それ意外にも獣医師の仕事は幅広くあり、様々な場所で活躍されています。

たとえば、農村地域では、牛、豚、鶏などの家畜の診療や伝染病予防を行ったり、動物園での動物たちの管理、あるいは、鳥獣保護区での野生動物の保護など獣医さんの仕事は多岐にわたります。

このため、一般的な動物病院で働く獣医さんの数は全体の半分ほどのようです。

  • 小動物臨床獣医師
    一般的な動物病院の獣医さんのことです。開業獣医師は犬と猫など、特定の動物だけを扱う病院から、最近ではウサギやハムスター、爬虫類の診察までしてくれる病院もあります。ただ、人間の病院と違って、専門分野ごとに分かれていることはほとんどなく、たいていは総合病院として外科、内科、耳鼻科、など総合的な知識が必要になります。また、犬、猫であってもその種類はたくさんあるため、一人前になるためには、かなり時間が必要だと言われています。
  • 産業動物臨床獣医師
    農村地域で牛やブタなど、畜産動物を扱う獣医さんです。自ら開業するほか、農協などに勤務して地域の畜産農家に往診します。診療の他、ワクチン接種、伝染病予防などの衛生指導も行います。
  • 公務員の獣医師
    国家公務員、地方公務員として、輸出入の検疫や保健所、畜産所などに勤務します。
  • 民間企業の獣医師
    動物が関連する様々な民間企業の研究施設で、研究や検査を行うなどの仕事を行います。

獣医師の平均年収

600万円程度

動物看護師

看護師動物病院で獣医さんの補助や動物のお世話をするお仕事です。

主な就職先は動物病院ですが、その他にもペットショップ、ペットサロン、動物園などに就職するケースもあります。

動物病院では、獣医の指示によって、診療のお手伝いや処方薬を用意するなどの他、受付などの院内での業務を行うこともあります。また、手術にも立ち会うこともあるなど、かなりの専門的な知識が必要な職業です。

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動物看護師の資格

ただし、人間の看護師とは違い、国家資格があるわけではないので、法律上は必ずしも資格が必須ではありません。

今までは、民間5団体がそれぞれ独自に認定試験を行って資格発行を行ってきましたが、動物看護師統一認定機構による認定へと統一されました。(あくまで民間資格です)

また、この統一認定機構の受験資格として、

「動物看護師統一認定機構が推奨したコアカリキュラムに基づく「動物看護学」を教育する学科あるいはコースを有する専修学校あるいは大学において、認定動物看護師になるのに必要な単位(必要時間数)を修めた者」

となっているため、この資格を取るためには、動物看護系の学科がある大学か専門学校で学ぶ必要があります。

資格として統一されたことで、今後は、この資格が動物看護師となるための一般的な資格となります。

将来的には、アメリカなどのように公的な資格となる可能性もあります。

動物看護師の平均年収

200万程度

ドッグトレーナー

ドッグトレーナーペットとして家庭で飼われている犬のしつけや訓練を行います。

家庭で飼われている犬の中には、飼い主が十分なしつけをできず、人に吠えたり、噛み癖があったりと、問題行動を取る犬たちが多くいます。

このようなワンちゃんたちを預かって、基本的なしつけを行ったり、飼い主に対してしつけのアドバイスをしたりすることで、犬と飼い主さんがより良い関係になれるようにお手伝いするお仕事です。

一般的にはペットショップなどのしつけ教室で働くことが多いですが、トレーナーとなって警察犬学校や盲導犬協会で働く人もいます。

ドッグトレーナーの資格

公的な資格はありませんが、民間の資格が色々とあります。

基本的には、養成スクールにいって資格を取得するのが一般的ですが、最近では、通信教育で基本的なことを勉強できるものも流行っています。

資格取得には、ジャパンケネルクラブ(JKC)、日本警察犬協会(PD)、日本ドッグトレーナー協会(JDTA)など、色々な団体があります。

ドッグトレーナーの平均年収

300万程度

トリマー

トリマーペットショップやペットサロンなどで、犬のシャンプーをしたり、カットをして犬をきれいにするお仕事です。

トリマーになるための公的資格はないため、必ずしも資格が必要というわけではありませんが、お店に就職するためには、トリマーの資格がないと採用はしてくれません。

実際、トリマーの仕事をするためには、ワンちゃんの扱い方、道具の扱い方など、トリミングの技術が必要になります。このため、トリマーになりたい人はまず、スクールに通い勉強することになります。

トリマーの資格

トリマーの資格として最も有名なのは、ジャパンケネルクラブ(JKC)の公認トリマー資格です。JKCの資格では、技術レベルによって6段階にも細かく区分されています。

JKC公認トリマーの資格を得るためには、条件を満たす方であれば誰でも受験できるのですが、一般的には、「JKCトリマー養成機関」と呼ばれるJKCが認定した教育機関で勉強して、資格を取得することになります。

この他にも色々な団体が認定するトリマーの公認資格があります。

トリマーの平均年収

300万程度

まとめ

この他にも、犬に関わるお仕事として、ブリーダー、ペットシッター、アロマセラピストなど、様々なお仕事があります。

ただ、調べてみて思ったのですが、獣医師を含めて、動物に携わる職業は全般的に低賃金のようです。

獣医師など、もっともらっているのかと思っていましたが、平均年収が600万円と、一般のサラリーマンより少しマシといった程度です。獣医師免許を取得するためにかなりの努力が必要ですが、割に合わないような印象です。

その他のお仕事も、動物を扱うことからかなり特殊な技術が必要だと思うのですが、それに見合ったお給料ではないようです。

実際、ドッグトレーナーやトリマーなど、折角頑張って資格を取得し、就職しても、お給料面や仕事がキツイことで辞めていく人がかなり多いようです。

あこがれだけでは、決して続かない仕事です。

もし、ペット関係のお仕事につきたいという人は、自分が何をしたいのか、将来的にどんな仕事がしたいのか、もう一度考えてみてもよいかと思います。



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