愛犬「もなか」の健康管理ブログです
黒柴の「もなか」が我が家に来たのは生まれてすぐの子犬のときでした。
子犬の頃からドッグフードをあまり食べず、すごく少食な子で、下痢をよくする子だったのですが、その内にアトピー症状を発症し、目の周りが赤く腫れ、手足をいつもなめているといった、ひどい状態でした。
このとき、初めて犬にもアトピーがあることを知りました。
実は、アトピー治療にはかなり経験値が高く、知識としてはいろいろと知っていたので、「もなか」にもいろんな対策を行った結果、症状は徐々に良くなり、「もなか」が1歳を過ぎる頃にはかなり改善、今ではほとんど気にすることも無くなり、すっかり健康になりました。
と、簡単に書いていますが、実際には、人と犬では違うことも多く、犬の生態についても勉強するなど、いろいろと試行錯誤した結果です。
この経験から、人でも犬でも、アトピー治療に対する基本的な考え方にあまり違いがないことがわかりました。
一般に、アトピーと言うと治療法が確立されておらず、治らない病気というイメージがかなり定着しています。特に医者や獣医師さんはその傾向が強く、薬で抑え込むことしか考えない人がほとんどです。
ただ、「もなか」がそうであったように、決して改善できない病気ではないのです。
事実、アトピーはとても厄介な病気なのですが、決して治らない病気ではありません。実際、アトピー体質というのは完治しないまでも、普段の生活で気にならないぐらいに改善はできると考えております。
なぜ、アトピー経験値が高いかというと、うちの奥さんの家系がアトピー体質なこともあり、我が家の娘(人間です)も生まれてすぐの頃から乳児湿疹がものすごくひどかったのです。あれは乳児湿疹というレベルではなく、完全に乳児アトピーでした。
すぐに自宅で温泉療法などを行い、1歳になる頃には一旦改善したのですが、小学生から中学にかけて、またアトピー症状がかなりひどくなった時期があり、随分と悩み、色々な病院にも行きました。
そのとき、アトピーがどんな病気なのか、どんな原因で発生するのか、どんな治療法が効くのかと、個人的に色々と調べ、対策を行ってきたので、かなりの経験値があったのです。
そのため、「もなか」のときにはまたか、という思いと、早く体質改善すれば、すぐに良くなるだろうという自信もあり、落ち着いて対策できました。それもあって、かなりの短期間でアトピー症状を改善できたと思います。
今でも、愛犬のアレルギー体質やアトピーでお悩みの方も多いと思います。少しでも参考になればと、色々と調べた内容や実際に行ったことをまとめたのがこのブログの始まりです。
また、犬を飼う上で色々と疑問に思ったこと、食事、おやつ、健康管理や習性などについて調べたことも書いております。
ブログ記事にすることで、自分自信の理解も深くなり、犬を飼う上でとても勉強になっています。いろんな資格にもチャレンジもしたので、よかったら読んでみてください。
目次
ペット保険
会社ペット保険各社の保険商品やペット保険の選び方について、色々な点からまとめています。
プロフィール
名前: もなか
犬種: 黒柴
性別: ♀
誕生日: 2011年11月1日生まれて2ヶ月ぐらいの赤ちゃんの頃にうちの家族の一員になりました。来てすぐの頃から食物アレルギーでアトピーの症状が出始め、ひどい時には目の周りの毛が抜けて腫れているような状況でした。いつも、手足を痒がっているような状態でしたが、色々と対策したことで今ではアトピー症状もなくなり、ほとんど完治することができました。
ただ、アレルギー体質が完全になくなったわけではなく、今でもたまに手足を噛んでいたり、多少花粉症の時期にはクシャン、クシャンとやっております。
気づくと寝ていることが多い「もなか」ですが、誰か家族が帰ってくる音がすると、いち早く飛び起きてお迎えをする忠義者です。特に近所に住んでいる「ばあば」が大のお気に入りです。
初めての出会い
ペットショップで初めて会ったとき、「もなか」は生後2か月にも満たない赤ちゃんでした。今の法律では生後56日以内は生体販売できないのですが、当時はまだOKでした。
そのため、かなりの子犬だったと思います。
当時、犬を飼いたいと子供たちからお願いされており、ちょうど黒柴を探しているところでした。個人的にはオスがよかったのですが、家族全員がその場で「もなか」を気に入り、即購入、12月の初め頃には家族の一員になってました。
ペットショップでは少しおとなしい子かなと思っていたのですが、実はかなりヤンチャな子でゲージから脱走しては、そこら中におしっこする毎日でした。
アトピー
元々胃腸が弱かったのか、赤ちゃんの頃はすぐに下痢気味なウンチになることが多かったです。今思えば、しょっちゅう下痢になるということは、「もなか」の腸内では悪玉細菌が繁殖して最悪な状況だったのだと思います。
ドッグフードについて
家に来たときは、元々ペットショップで食べていたというドッグフードをそのままあげていました。
そのドッグフードが悪かったのか、わからないのですが、よくおなかを壊して下痢気味になり、病院のお世話になることが多かったです。
最初はドッグフードの問題かと思い、違う種類のものをいくつか試してみました。そのたびに、いつも最初は食いつきもよく、パクパク食べるのですが、しばらくすると残すようになることが多かったです。
その内、よく顔や手を掻くようになり、顔の毛が抜け、目の周りがパンダみたいに赤く腫れるようになりました。典型的なアレルギー・アトピーの症状で、病院でもアレルギー性皮膚炎と診断されました。
たまたま、家の子供もアトピーがひどかったので、かなり予備知識もありましたが、犬にもアトピーがあるとは、それまで知りませんでした。
後から調べると、柴犬はなぜか遺伝的にかなりアトピーを発症しやすいようです。
手作り食
アトピー症状が出始めてからなのですが、どうもドックフードを食べた後に痒がることが多いことに気づきました。
動物病院から出されたアトピー用の療法食やオーガニックなドッグフードなどを色々与えてみたのですが、全く改善しませんでした。
そこで、思い切って手作り食に切り替えてみました。
犬の場合、食べてはいけないものや栄養バランスが若干人間とは違うことなど、色々と気にしないといけないことが多いため、手作り食に切り替えることに最初はかなり迷いました。ただ、「もなか」がドッグフードを嫌がるのと、痒がるのを見ているのも辛かったので、最終的には手作り食に切り替えることにしました。
その後、体調は徐々に改善し、今では元気いっぱいで太り過ぎを注意しないといけないほど、食欲旺盛な子に成長しました。
よく考えると昔は、家で飼っていた犬に祖母が普通のご飯をあげていた記憶があり、それで特に問題もありませんでした。
犬の手作りごはんについては賛否両論があるのですが、少し勉強すれば、誰にでもできる簡単なものです。ドッグフードの手軽さに比べれば、確かに手間はかかりますが、最初思っていたほどではありません。
犬にはドッグフードしか食べさせてはいけない、という固定観念は、単にドッグフードメーカーの戦略なのかもしれません。