毎年この時期になってくると、ネットで話題になるのが、中国、玉林市の「犬肉祭り」です。今年はついに規制が入るかも、というニュースが流れていました。
この記事によると、この情報は動物愛護団体が発表したらしいのですが、玉林市が祭り当日(6月21日)の一週間前から犬肉の取り扱いを禁止し、違反した場合には罰金を科す、とのことです。
この規制によって、今年は祭りが開催されないとの憶測が飛び交っています。
ただ、現地の関係者には周知されておらず、本当に規制されるのかも、まだグレーなようです。
犬食については、このブログでも毎年のように記事にしているので、個人的にかなり気になるニュースではあります。
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既に2回も記事にしているので、これ以上、特に書くこともないですが、この「犬食」のニュースを見ると、いつも思うことがあります。
それは、
- 犬はなぜ食べてはいけないのか?
- 残虐に殺すのはダメで、穏やかに殺すのはなぜ良い?
個人的に言わせてもらうと、どっちも、人間の単なるエゴです。
どんな動物でも、殺されて喜ぶものはいません。また、苦しまないように殺せば、それでOKなんてことは、絶対にないです。
このような活動をしている愛護団体の人たちは、畜産として育てられている牛、ぶた、ニワトリは殺して、いつも食べているのに、なぜ、犬だけはダメと言うのでしょうか。
この心理がとても微妙で、とても不思議だと思いませんか?
答えは簡単で、自分たちが犬を食べる習慣がないからです。「あんなに可愛い犬を食べるなんて、なんて野蛮なことを」と、勝手に怒っているのです。
なんて身勝手な人たちなんだ、と思いませんか?
そんな人に限って、うさぎや鹿はジビエなんていって、喜んで食べているのです。小学校では定番でよく飼われている「うさぎ」、可愛くないですか?
欧米人は、あのウサギを叩き殺して食べているのですよ。
犬は賢くて、人間のパートナーだから食べてはダメで、ウサギはバカだから食べて良いですか?
それこそ、バカじゃないですか?
もし、犬を食べるなというなら、ウサギはもちろん、牛やぶた、ニワトリも食べるなと言いたい。
みんな、ベジタリアンなんですか?
と、少し過激なことを書いてしまいました。
最近、愛玩動物飼養管理士のアニマルウェルスフェアについて勉強したので、特に動物の幸せについて考えるところが大きかったからです。
ただ、こんなこと書いていますが、うちでは黒柴を一匹飼っている愛犬家なので、中国の「犬食」に決して賛同しているわけではありません。。。むしろ、残虐な仕打ちに怒りさえ覚えています。
それにしても、この「犬肉祭り」騒ぎはいつまで続くのでしょうか。