最近でもたまに見かけるのですが、道でリードを付けずに犬を散歩させてる人がいます。それほど人通りが多い道ではないのですが、車の往来は結構激しいところです。
たいていは小型犬なのですが、何かにびっくりして車道に飛び出したら、かなり危ないと思うのですが、その飼い主さんはあまり気にしていない様です。
さすがに、一般道で大型犬のノーリード散歩は見たことがないのですが、公園内などではよくノーリードの人がいるらしく、ネットでもたまに問題提起されているのを見かけます。
個人的には、公園ぐらいはノーリードでも許してほしいところですが、小さな子供や犬嫌いの人にとってはとても迷惑な話です。
公園はみんなのものといっても、そんな人たちときちんと棲み分けをできない以上、犬好きのためだけに勝手にノーリードにするのは、ダメだと思います。
それにしても、散歩させている張本人はよほど愛犬のシツケに自信があるのだと思いますが、ノーリードの犬を見かけると、基本、近づないようにしています。そんな犬に限って、まともなしつけも出来ていないことが多いからです。
特に、「もなか」と散歩しているときなど、絶対にダメですね。
「もなか」は、臆病なくせになぜか犬好きで、散歩中に他の犬を見かけると伏せをして、近づいてくるのを大人しく待っています。ただ、近くに寄ってこられるとダメで、気が小さいため、ちょっと予想外な動きをしただけで、吠えてしまいます。
そうすると、相手もびっくりして吠えるので、ノーリードの犬など、怖くて近づけたくもありません。
「もなか」の社会化が十分出来ていないのは、飼い主の責任なのですが、この小心者な性格は中々直らないです。
そういえば、ノーリードとは少し違うのですが、犬を完全に飼い放しにしている人も近所にいました。特に夜に散歩代わり?に放すみたいなのですが、あれは、かなり怖いです。
少し大きめの犬なので、私でもちょっと怖いぐらいです。一度、「もなか」がヒートのときに庭にまで侵入してきて、追い払うのに苦労しました。小さな子供に噛みつきでもしたら、大けがになりかねないです。
これだけ世知辛い世の中、ちょっとしたことで揉め事になることが多いのに、敢えてそんなリスクをなぜ取りたがるのでしょうか?
たぶん、自分のことしか見えていない人だと思うのですが、まさに自分勝手としか言いようがありません。
そりゃ、愛犬をノーリードにして、自由に散歩させてあげれば気分は良いのかもしれません。ですが、それはただの自己満足でしかありません。
そんなにノーリードにしたければ、ドッグランに連れて行けばいいのです。なぜ、禁止されている公共の場でわざわざノーリードしたがるのか、イマイチその気持ちがよく分かりません。
そもそも、車通りの多い場所でノーリードなんて、愛犬を危険にさらしているだけです。
ノーリードに関してネットで検索していると、極端な主張をする人の方が良く目立つのも気になります。「街や公園でノーリードにして何が悪い。法律、条例的にも何の問題もない。」と言い切っている人までいます。
この主張は、いつものおかしな人なのですが、なぜか、検索ではこの人のサイトが上位に出てきます。
Google的にはブログの内容まではチェックしないのでしょうが、こんな意見を真に受ける人がいるとかなりヤバいです。(あえてリンクは張りません)
念のため、本当に法的に問題がないのか調べてみたのですが、下記の弁護士さんサイトによると、大抵の都市では条例違反になる、とはっきり書かれていました。しかも、ノーリード最高と主張する自称「愛犬家」の方の意見を「珍説」とばっさりと切り捨てています。
《参考》 ノーリードで犬を散歩させると,違法?
普通に考えれば、ノーリードで散歩させて、万が一にも通行人にケガをさせでもしたら、大変なことになるぐらい、一般常識としてわからないものなのでしょうか?
自分の愛犬は小型犬だから大丈夫、おとなしいから大丈夫、よくシツケしているから大丈夫、とあまりにも過信しすぎている人が多いのでしょう。
ただ、ノーリードさせるような人が、犬のしつけについてエキスパートだとはとても思えません。
実際、犬の戦闘能力は人よりもかなりすぐれています。たとえ、小型犬であっても本気で噛みつかれれば、かなりのケガになります。
いくらしつけが十分できているといっても、犬は犬です。飼い主にはめったに噛みつかないかもしれませんが、興奮すると何をしでかすか、わかりません。
うちの「もなか」も普段はとても大人しい犬なのですが、一緒に遊んでいて興奮してくると、ガブッとやられることもあります。といっても、軽く噛む程度で、甘噛みの延長なのですが。。。
やってしまってから、急に正気に戻るようで、「あっ、やばい。。。」みたいな感じになります。
犬は賢い動物ですが、野生の部分も多く残しています。いざとなったら、考えるより先にガブッとやってしまうこともあるのです。
なんか取りとめのない内容になってしまいましたが、結局言いたいことは、街でノーリードで犬を散歩している人を見かけたら、近づかない方が賢明だということです。無視しましょう。
ノーリードとは違いますが、公園での散歩については以前にも書いていたのを思い出しました。