先日、ペット保険大手のアイペット社から犬、猫に関する支出調査に関するアンケート結果が発表されておりました。

それによると、猫に比べて犬の方がたくさんお金がかかるという結果でした。

  • 2018年における、ペット関連の合計支出(年間)は、犬飼育者では「10万円以上~20万円未満」、猫飼育者では「5万円未満」が最多
  • ペットを飼育し始めてから、最も当初の想定以上にお金がかかったものは、「病気やケガの診療費」

<参考> 【ペット保険のアイペット】ペットに関する支出調査

ペットの支出では猫より犬の方が圧倒的にお金がかかる

今回の調査結果でもはっきり結果が出ておりますが、犬と猫では年間の飼育費にかなりの差があることがわかります。

年間の支出に関する調査で、最多となった項目を比べてみると、

  • 犬で「10万円以上〜20万円未満」(33.1%)
  • 猫では「5万円未満」(35.1%)

犬の方が、2倍から4倍も費用がかかるという結果です。(1位項目だけの比較なので正確ではないです。。。)

犬と猫ではかなり体格差があるからといっても、この差はすごいです。

以前、うちの「もなか」で年間支出を試算してみたことがあるのですが、そのときは7万3千円でした。あれから3年以上経ってますが、今でも年間の支出は7〜8万円程度と特に変わっていません。

<参考記事> 犬の長寿化で生涯飼育費用が高騰、「もなか」で試算してみました

「もなか」の場合、今回の犬の平均と比較すると、少し低い感じですが、大きな病気をしなければこれぐらいだと思います。

 

それにしても、猫の場合、ものすごく飼育費用が安いです。年間5万円以下で飼えるなら、少し気軽に飼えそうな感じです。この飼育費用の安さも昨今の猫人気の理由なのでしょう。

<参考記事> 犬の数がついに猫に追い抜かれる-犬の飼育数の減少がひどいです

想定以上にお金がかかったのは「病気やケガの診療費」

初めてペットを飼った人はあまり意識していないのですが、犬でも、猫でも、ケガや病気になって病院にかかった場合、その治療費の高さにびっくりします。

これは、ペットの場合、人のような医療制度がなく、基本的に治療費の全額が個人負担となるためです。そのため、ちょっとした下痢で病院にかかっただけでも、数千円の治療費となるのです。

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もし、これがもっと大きな病気となると、あっという間に10、20万円と高額な治療費がかかるのです。

 

私もこのことは頭では分かっていたのですが、「もなか」を飼い始めた当初、あんまり深く考えていませんでした。

よく考えると、愛犬もそのうち年を取り、老犬になるにつれて病気にもかかりやすくなります。特に最近では、犬、猫の平均寿命が飛躍的に延び、小型犬だと15年以上と、ものすごく長生きするようになりました。

それに伴い、人と同じように、ボケたり、寝たきりになったりと、老犬介護の大変さが話題になることも多くなりました。

 

では、犬の生涯にかかる診療費はいくらぐらいを見込んでおけばよいのでしょうか。

ペットにかかる医療費については、色々な統計データがあるのですが、データによってかなり幅があり、正確な値はわからないというのが正直なところです。

参考までに、以前調べた結果からすると、アニコムの調査で年間平均8万円、ペット総研のアンケートで3万円でした。

※ちなみに、去年のアニコムのどうぶつ白書で犬の年間治療費は71,135円です。

<参考> 家庭どうぶつ白書2018

これは、あくまで全世代での平均となっており、当然、人と同じように老犬になるほど、医療費がガンガン上がっていきます。単純に、年間の医療費に平均寿命の15年をかけると、犬の生涯医療費は45万円〜120万円となります。

ご覧の通り、むちゃくちゃ値幅が広いのですが、アニコムに加入している人は、元々少しリッチ層だということと、ペット保険に加入している人は保険があるので気軽に動物病院に行くことを考えると、少し割り引いて考えたほうが良さそうです。

そのあたりを割り引いたとして、最低でも生涯医療費として50、60万円ぐらいは覚悟しておいたほうがよさそうです。

まとめ

ペットにかかる費用については、今までも色んな会社でアンケート調査されておりますが、どの調査でも「ケガや病気に対する支出」が一番想定外だったとの結果をよく目にします。

はじめてペットを飼うとき、愛犬が病気になったり、老犬になったときのことまで考えて飼う人はあまりいません。

特にペットの場合、人のように医療保険が充実していないため、基本、すべてが自己負担となり、高額な医療費となるのですが、そんなことまで熟慮してペットを飼う人がどれぐらいいるでしょうか。

このあたりのリスク費用をどの程度見積もるかで、ペットの生涯費用が大きく変わってきます。ただ、ペットの医療費として5,60万円を別途用意するとなると、ちょっとしんどいです。

 

と、この話になってくると、前回と同じく早めにペット保険に加入すべきか、という話にどうしてもなってきますね。

<参考記事> 老犬になる前にペット保険に加入すべきか、とても悩みます



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