犬の毎日の健康管理は何から始めればよいのか

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1169943_799176810124903_1587988665_n人間と同じようにワンちゃんの場合も毎日の健康管理は大切だと思いますが、ワンちゃんは人間のように直接文句を言ったり、体調が悪いときにどこが悪いのか、言ってはくれません。

ただ、毎日一緒に過ごして見てあげていると、なんとなく言いたいことが分かったり、体調の良し悪しがわかるようになってくるものです。特にどんな点に気を使っているのか、「もなか」の場合でざっとピックアップしてみました。

ごく普通のことが多いのですが、ご参考になれば幸いです。

体調の管理

体調管理の目安として以下の項目をチェックをすることである程度、その子の体調がわかります。

  • ウンチの具合 下痢気味であったり、固すぎたり、どちらでも体調は良くありません。健康なウンチが出ないときは腸内環境が悪化している証拠です。いつもより水分を多めに与えるようにドッグフードやおやつをふやかしたり、ご飯に果物や野菜をまぜるなど工夫してあげてください。
  • オシッコの具合 勢いよく出ているか、オシッコが濃い色をしていないか、など普段から注意してあげましょう。オシッコが出にくいなどの症状があれば尿石症の疑いもありますので、病院に相談しましょう。
  • 口臭や体臭がないか 臭いが気にならないか、たまにチェックしてあげましょう。口臭が気になる場合には、歯槽膿漏や虫歯になっていることが多いです。「もなか」は歯磨きをすごく嫌がるので、固いガムをおやつにあげたり、リンゴや野菜スティックを食後にあげたりと、色々と対策しています。
  • 毛艶 犬種にもよるのですが、健康なワンちゃんの体毛は艶々しているものです。 シャンプーした直後にも関わらず、まとまりが悪かったり、ボサボサしているときには皮膚の水分と脂分のバランスが崩れていることが多いです。良質な油を与えるなどしてあげましょう。前に書いた「えごま油はアトピーに効く」を参照ください。

体型のチェック

太り過ぎていると人間と同じように成人病の元となりますし、痩せすぎていても免疫力が低下して病気にかかりやすくなりますので、定期的に体型をチェックをしてあげましょう。

犬種ごとに平均的な体重があり、柴犬の場合はメスが7~9Kg、オスが9~11Kgぐらいと言われています。ただ、実際にはその子の体格によって適正体重はかなり変わるため、あまり当てにはならないです。

太っている、痩せているの判断は体重で判断するのではなく、その子の体型をみてあげることです。 チェックするポイントは、横から見ておなかのところがくびれているか(きゅっと切りあがっているか)ということと、肋骨のあたりを触ってみて肋骨を確認できるかです。

肋骨があまり浮き出ているような状態なら痩せすぎですし、肋骨が確認できないようであれば太りすぎです。

「もなか」の場合、見た目にはそれほど太って見えないのですが肋骨が確認しづらいので、少し太り気味な感じなので、現在、ダイエット中です。

水分補給

ワンちゃんには十分な水分を与えてあげましょう」でもご紹介しましたが、水分不足になると便秘気味になり、体に溜まった老廃物をうまく外に出すことが出来なくなります。

腸内環境が悪化する原因となりますので、十分な水分を与えてあげるようにしましょう。

特にドライタイプのドッグフードの場合、ドッグフード自体が水分を吸収してしまうため、水分不足になりやすいです。特に気を付けてあげましょう。

食欲

食欲は健康のバロメーターになります。体調が悪いときには当然食欲も落ちるものです。

しばらく様子をみて食欲が改善しないようであれば、獣医師に相談しましょう。

「もなか」の場合では、ドッグフードをあげていたときには、丸一日食べないときもありましたが、おじやご飯にしてからは食欲がないということはほとんどなくなり、食べ過ぎることが多いです。

自分の分はさっさと食べ終わり、家族が何かを食べていると必ず横に座っておねだりするので、ついつい食べものを与え過ぎてしまっています。

食事の栄養

「もなか」は主食として鶏肉おじやをメインに与えているのですが、日頃からおじやに入れる野菜や上に載せてあげるものはできるだけ幅広い食材を使うようにしています。

ワンコのための鶏肉と野菜たっぷりおじや」 色々な食材を使うことで同じおじやでも味が色々と変化し、「もなか」も飽きずにご飯を食べることができています。

犬に必要な栄養素や必要量を細かくチェックし出すと大変なので、肉とご飯の分量を1対1にし、なるべく彩がよくなるように複数の素材を使うことを心がけることで、栄養素を万遍無く取れるようにしてあげています。

ドッグフードの場合は、それだけで一応はワンちゃんに必要な栄養は取れるようになっているはずなので、栄養についてはそれほど気にすることはないかもしれません。食べる量だけ気を付けてあげてください。

 

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