ベネッセの雑誌「いぬのきもち」は超有名なので、犬を飼っている人なら一度は聞いたことがある雑誌だと思います。
書店では売っておらず、定期購読しないと読めない雑誌なのですが、私も「もなか」を飼い始めた頃に一年ぐらい購読していました。
内容的には超初心者にもわかりやすく、愛犬のしつけや健康管理などについて書かれており、たいへん勉強になったことを覚えています。
ただ、一年間も購読すると雑誌の内容も一巡したので、もういいかなと、購読も止めてしまいました。
この前ネット検索していて、たまたま「いぬのきもち」のサイトを見ていたのですが、昔にはなかった、ベテラン飼い主向けというタイプが増えていることに気付きました。
ベテラン向けというだけあって、愛犬との暮らしをもっと楽しむための情報が追加されているようです。
シニア期に向けた愛犬の健康管理など、気になるテーマが取り上げられているようです。このブログのネタにもなるかと、久しぶりに購読してみることにしました。
「いぬのきもち」ベテラン向けの内容
今月号のメイン記事のタイトルをピックアップしてみました。
- 愛犬のお世話の裏ワザ大全(初心者・ベテラン共通)
- 殺処分0について考えよう(ベテラン専用)
- いぬのきもち獣医師相談室(ベテラン専用)
- キケン!誤食リスクMAP(初心者・ベテラン共通)
- 冬遊び(初心者・ベテラン共通)
雑誌の構成としては、さっきも書いたように初心者向けと、ベテラン向けの2つのタイプから選択できます。
ただ、完全に別内容というわけではなく、半分以上は初心者&ベテラン向けの共通記事となっています。
犬を飼い始めたばかりの人は、まず初心者向けから購読を始め、1年が経つと自動的にベテランコースに切り替わるそうです。
もちろん、お好みでどちらのコースへも切り替えることができます。
初心者向けの記事であっても、今改めて読んでみると知らないことも多く、色々と面白かったです。
中でも、今月号で私が一番おもしろかった記事は、「いぬのきもち獣医師相談室」でした。
前からあったようなのですが、「いぬのきもち」購読者対象に獣医さんによる無料の電話相談室があるそうです。
アニコムなどのペット保険に入っても、同じようなお悩み相談サービスはあるのですが、雑誌を購読するだけで、無料で獣医さんにお悩み相談できるとは、なかなか凄いです。
以前にこのブログでもご紹介したことがあるのですが、有料で同じようなサービスを行っているところがあり、15分の相談で基本1,500円程度かかります。
《参考記事》 テレビ電話でお手軽に獣医さんにペットのお悩み相談サービス
月々1,000円程度の購読料で無料のお悩み相談ができると思えば、かなりお得感があります。もし、何か「もなか」関連で気になることができれば、私も一度利用してみたいです。
記事内容としては、その相談室に相談があった内容のうち、1才以上の飼い主さん(ベテラン)からの質問をランキング形式にして、Q&Aが記載されていました。
お悩み相談のランキングは以下のようになっていました。
- 行動・しぐさについて
- 持病について
- ゴハンについて
- 薬について
- 嘔吐について
- 皮膚について
- ウンチ・おしっこについて
- 誤飲・誤食について
- 避妊・去勢手術について
- 口・歯について
ベテランさんといっても、犬のしぐさや病気については、わからないことも多く、色々と不安になるものです。
Q&Aの内容を見ていると、皆さん、ちょっとしたことでも不安に思うようで、色々なことを獣医さんに相談されているのがとても興味深かったです。
動物病院に行ってまで相談するほどではないが、ちょっと気になる場合など、気軽に相談できるのはとてもいい感じです。
特に、この相談室は獣医さんが対応してくれるので、とても安心感があるのでしょう。
今月号のふろくについて
付録といえば、ベネッセのお家芸で、この付録を楽しみに購読している人も多いのではないでしょうか。
「いぬのきもち」の付録は毎月付くのではなく、年間で6回付くそうです。たぶん、隔月だったような気がします。
また、付録については、初心者向けも、ベテラン向けも同じものです。
ちなみに、今月号には4つの付録が付いていました。
まず、一つ目は、よくあるロープ遊び用のおもちゃです。ちょっとサイズが小さく、短めなので、小型犬向けだと思います。
うちにもこの手のタイプのロープは何本かあるのですが、いつもすぐに「もなか」に破壊されてしまいます。
なので、去年の誕生日プレゼントとして、シートベルト素材でできている、とても頑丈なものを買いました。
さすがにこれは頑丈で、未だに壊れていません。
《参考記事》 「もなか」の誕生日に子どもたちがスイートポテトのケーキを作ってあげました
付録のふなっしーですが、この色合いが「もなか」の感性に触れたのか、特にふなっしー部分にすごく執着していました。ロープには見向きもしません。。。。
さっき、このロープを「もなか」に与えると、ふなっしーをガジガジとしだし、あっという間にビリビリに。。。。
お散歩用のボウルです。うちにはまったく同じものがひとつあるので、予備用になるかな。
お気に入りの愛犬の写真を印刷してオリジナルバッグが作れるそうです。よくあるサービスですが、雑誌の付録として、無料でもらえるのはうれしいです。
同じようなものを買えば、そこそこの値段がしそうです。
お散歩用としてはちょっと大きいので、お出かけ用だと思います。
あと、犬の食べ物について、○×が付いた食べ物図鑑も付いてました。手作り食の素材として、何を使ったらよいか、普段よく使う食材が一覧されていました。
前にこのブログでもご紹介した「愛犬のための 食べもの栄養事典」の簡易版みたいな感じです。
《参考記事》 愛犬の手作り食-どんな食材を使ったらよいかお悩みの方へ
ペット栄養コンサルタントの方が監修しているそうで、内容的にはちょっと保守的な感じがしましたが、参考になりました。
このブログでも犬の食べ物については、よく書いていますが、この図鑑を参考に気になるものをまたピックアップしていきたいです。
まとめ
今回、「いぬのきもち」を久しぶりに読んでみました。
前に購読していたのは、3年も前なので、あまり内容をよく覚えていないのですが、ベテランさんにも飽きがこないように、色々な企画ものがありました。
さすがに4年も「もなか」を飼っているので、知っていることも多くありましたが、とても興味深い内容もあり、おもしろかったです。
特に「いぬのきもち」では、獣医師やドッグトレーナなど専門家がきちんと監修している記事なので、とても参考になることが多いです。
また、殺処分0についての記事では、東京都の小池都知事への単独インタビュー記事が載っており、さすがベネッセさんだなと、感心しました。小さな雑誌では、とてもこんな企画はできません。
次月以降、どんな記事が載るのか楽しみです。