先日、ペット保険大手のアニコムから面白いニュースが出てました。

なんでも、創業以来目指し続けていた『予防型保険』への第一歩を踏み出すということで、ペット保険契約者に対して無料でペットの腸内フローラ(腸内細菌叢)を検査し、「病気になるリスク」を判定するサービスを2018年12月から開始するそうです。

《アニコムのリリースニュース》 商品改定のお知らせ

《アニコムのリリースニュース》 「腸内フローラ測定」を、保険契約者に付帯開始!

アニコムと言えば、独自にペットの研究機関も持っており、毎年、「家庭どうぶつ白書」を発表するなど、今までも色んなペット研究をされています。最近の研究発表では腸内フローラの研究成果を発表したりしてましたが、それが実用化レベルになったということでしょうか。

腸内フローラについては、このブログでも過去に何度も書いていました。

《参考記事》 腸内フローラのバランスをとってアトピー、アレルギーを改善する

 

今回のリリースニュース記事によると、「猫の腎臓病」や「犬のがん」と腸内フローラの細菌構成の相関性について紹介があり、特定の細菌の占める割合によって発病リスクが高くなることが分かったそうです。

これ以外にどんな病気と腸内フローラが相関関係があるのか、とても興味があります。

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アニコムでは、約28,000もの検体の分析を行ったとあるので、その研究規模もかなりのものです。また、検体の発病リスクなどを追跡できるのも、ペット保険会社だからこそできるものであって、その研究精度もかなり高そうです。

なんといっても、アニコムは不動の業界No.1であり、そのペット保険契約数は70万件弱にものぼります。このサービスが始まれば、さらにこれだけの数の腸内フローラ情報が分析されることになり、研究がますます進みそうです。当然、アニコムの狙いもそのあたりにあるのでしょう。

将来的にはペットの病気の早期発見にも生かしたいということで、かなり期待できそうです。(今は、病気になるリスク度合いがわかるだけ)

もし、この研究が本格的な成果に繋がれば、一般の動物病院でも腸内フローラ検診なるものが普及するかもしれません。

まとめ

「もなか」がアレルギー体質ということあって、元々、腸内フローラを色々と調べていたこともあるのですが、今回のアニコムのこの新サービス発表は、とても興味深いものでした。

近年の研究では、腸内フローラの偉大なパワーが少しずつ解明されてきました。主に人の腸内フローラの研究が盛んなのですが、犬や猫でも腸内フローラが重要な役割を持っているということでしょう。

どんな形で新サービスをスタートさせるのか、また、保険料がどんな風に変わるのか、チェックしていきたいです。

面白そうなら、これだけでアニコムのペット保険に加入してしまいそうです。

 

アニコムのこの『予防型保険』という発想は、他のペット保険に比べて、かなり差別化にもなりそうです。たしかに、病気リスクを予め告知してもらえば、飼い主もペットの健康への意識も高まり、ひいては病気になり難くなりそうです。

そうなると、アニコムとしても保険金請求が減るので、Win-Winでとてもいい循環が出来上がりそうです。

目の付け所がとてもいいので、今後の発展に期待したいです。



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