久しぶりに「もなか」に手作りおやつを作ってみました。
今回は、お手軽に健康おやつということで、お麩を使ったラスクです。
ラスクには普通はバターを使うのですが、オリーブオイルの方が健康によさそうなので、オリーブオイルに替えてみました。オリーブオイルにはオレイン酸がたっぷり入っており、血液中の悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす作用が期待できます。
焼き上げた後に砂糖をまぶすと人間用のおやつにしてもおいしいです。
作り方
作り方は至って簡単です。
- 20個程度のお麩にオリーブオイルを大さじ1杯~2杯程度を均等にふりかけます。
- 170度に余熱したオーブンで10分間焼きます。
使用するオリーブオイルは熱に強いピュアオリーブオイルの方がよいですが、バージンオリーブオイルでも問題ありませんでした。
日本で売られているオリーブオイルの種類
一般に日本で売られているオリーブオイルは大きく分けて2つの種類があります。種類によって料理としての使い方にも向き、不向きがあるので注意が必要です。
バージンオリーブオイル
オリーブの果実のみを使用し、化学薬品や加熱処理を使わずに実を絞って油を抽出「圧搾法」したものをバージンオリーブオイルと言います。果実を絞っただけの生絞りジュースと同じようなもので、新鮮でビタミン等の栄養価も高く、風味も豊かです。
主にサラダなどに混ぜて食べる生食用となります。オリーブオイルダイエットにも使われるもので、スプーン一杯を毎日そのまま飲んだりもします。香り成分が多いために加熱調理用には向いておらず、加熱すると170度程度で煙が出始めます。
また、バージンオリーブオイルの中でも最高級のランクのものがエクストラバージンオリーブオイルです。
さらにエクストラバージンオリーブオイルの中にもランクがあり、スーパーで売られている比較的安い普及品から専門店で売っている高級品まであります。値段も数倍違うなどマチマチです。普及品と高級品の違いは何かというと、普及品の場合は色々な産地のものをブレンドしているため、比較的安くなります。ただ、味としてはマイルドになるのでオリーブオイルに慣れていない日本人には普及品の方が向いているようです。
ピュアオリーブオイル
ランクの低いバージンオリーブオイルを精製したものやオリーブオイルを絞った後の搾りカスを化学溶剤を使って高温高圧で油を抽出したものをピュアオリーブオイルと言います。
そのままでは風味があまりないので、エクストラバージンオイルを混ぜて風味付されています。
精製したオイルであるため、高熱(200度程度まで)でも煙が出難く、主に加熱調理用として使用されます。