JPスタイルシリーズは国産の主原料にこだわっているブランドで、余計な添加物も入っておらず、いつも愛用しているものです。
ペットショップに行くと、犬のデンタルケア用品として歯磨きガムがたくさん売られており、どれを選んだらよいのか、迷ってしまうぐらいです。
犬の歯磨きガムにはどんな効果があるのか、また与えるときの注意点について、まとめてみました。
歯磨きガムで犬のデンタルケア
犬用として売られている歯磨きガムには、以下の3つの効果があります。
噛むことで歯垢を落とす
ガムは特殊な構造をしているものが多く、ガムを噛むことで、歯に付いた歯垢を落とすことができ、歯石を軽減することができます。
犬の場合、唾液がアルカリ性のため、元々虫歯にはなり難いのですが、その代わりに歯石になりやすいという特性があります。人と比べてみると、その違いは明確です。人の場合、歯垢が歯石化するには20日程度かかると言われていますが、犬の場合では、3~5日とかなり短いのです。
そのため、犬のデンタルケアでは、歯垢を如何に落とすかが重要となります。
歯磨きガムは長い棒状になっているものが多いのですが、ガムの正しい与え方としては、飼い主が手でもって少しずつ噛みきらせて与えるのがよいみたいです。
手でもって与える場合、犬の裂肉歯(上顎第四前臼歯と下顎第一後臼歯奥歯、奥歯の大きな歯)で噛み切らせるようにします。左右交互の歯で噛み切らせるようにしましょう。
噛むことで唾液を分泌させる
ガムはある程度の硬さがあったり、繊維質だったりと、すぐに噛みきれないように工夫されています。
ガムをよく噛むことで、唾液の分泌を促し、口内をきれいにすることができるからです。唾液には、口内環境を整え、歯垢が付くのを減らすことで、歯石、歯周病の予防効果があります。
ただ、犬のオーラルケア用品の硬さには、特に注意が必要で、あまり硬すぎるものは止めた方がよいです。犬は噛む力がとても強いので、意外に思われるかもしれませんが、犬の歯はその構造上、硬いものに対してはとても脆いからです。
犬の大きさにもよると思いますが、ヒヅメや骨、牛皮ガムなど堅すぎるおやつを与えていると、歯が折れてしまうことがあります。特に小型犬の場合には、要注意です。
《参考記事》 犬に硬いおやつはあげても大丈夫?-意外ともろい犬の歯
アマゾンのレビューを見ていると、小型犬の場合には少し硬いみたいで、苦戦するワンちゃんもいるみたいです。
消臭成分で犬の口臭を抑える
ガムには消臭成分が入っていることが多く、犬の口臭を抑えることができます。
JPスタイルの場合には、クロロフィル(葉緑素)を豊富に含むクロレラを配合しています。クロロフィルは悪臭分子に対して、科学的に酸化することで分解、消臭します。
歯磨きガムを与えるときの注意点
硬いものに注意
先ほども書きましたが、犬の歯はもろいため、硬すぎるものは与えないようにしましょう。
必ず、愛犬にあったものを選ぶことが大切です。
消化が悪いものに注意
歯磨きガムには、牛皮など消化し難いものも多いです。
特に子犬の場合など、消化器官が発達していない場合には、お腹を壊してしまう場合もあります。
また、食べ過ぎでも消化不良を起こすことがあります。おやつの代わりとして、与え過ぎるのは止めましょう。
誤嚥に注意
歯磨きガムは硬いものが多いので、噛まずに飲み込むことはあまりないのですが、ワンちゃんによっては勢いよく飲み込んでしまい、喉に詰まってしまうこともあります。
特に超小型犬の場合には、要注意です。
ガムを与えるときには、与えっ放しにはせず、手に持って噛み切らせるなど、必ず近くで見ててあげるようにしましょう。
まとめ
今回、JPスタイルの歯みがきガムを買ってみました。歯みがき効果の方はまだわかりませんが、「もなか」にも評判よく、おやつとしてもなかなかよい感じでした。
緑色のクロレラが少し異様ですが、アマゾンのレビューでも評判は良いようなので、よかったら試してみて下さい。
「もなか」ですが、最近は毎日の歯磨きを十分に出来ていない状況です。
一応、カーゼで歯を拭くことはそれほど嫌がらないのですが、歯ブラシでゴシゴシされるのはかなり苦手です。特に歯の裏側をブラッシングしようとすると、口を開いてくれないので、少し強引にしないとできないです。
それもあって、歯磨きを毎日してあげられていません。
この前、歯のチェックをしてみたら、奥歯の方に歯石が溜まってきていたので、最近は少し注意して歯磨きするようにしてはいます。
犬の場合、人のように簡単に歯石取りもできないため、歯周病には特に気を付けているのですが、このままでは将来、心配です。
歯磨きの補助として、もっと歯磨きガムを使ってデンタルケアをしていきたいと思います。