ペットの活動量計FIT P2で健康管理―「もなか」の運動不足がはっきりと

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FIT P2

この前の記事でチェックした3つの活動量計のうち、一番安くて、デザインがよかったFIT P2(ペットキット)を早速購入してみました。

<参考記事> ペットの活動量計3つを比較−やっぱりデザインも大切

私がアマゾンで購入したときは6,047円だったのですが、もう値上がりしてますね。今見ると、6,830円でした。。。公式ページでは8,424円なので、それでも安いです。

届いて一週間使ってみましたので、早速レビューしてみたいと思います。

FIT P2は少し古い2016年製?

「FIT P2」はアメリカPetkit社という会社が開発した製品らしく、2016年に国際的なプロダクトデザイン賞を受賞とあるので、少し古い製品です。

本家のペットキットのホームページにはもうこの商品が掲載されていないのですが、日本ではベムパートナーという会社が販売しているようです。

<参考> ベムパートナーホームページ

パッケージの裏には日本語のシートが貼り付けてあり、技適マーク(正規に日本で使って良い商品)も付いていました。ただ、MADE IN CHINAでしたが。。

今どき、安い電化商品はすべて中国製なので、仕方ないです。iPhoneもそうです。

技適マーク

スマホアプリの対応OSはiOS7以上、Andorid4.3以上となっています。

時代を反映してか、かなり古いOSからサポートしていますが、私が使っているiOS13β版でも問題なく動きました。

Petkitアプリはこのデバイスだけでなく、他の商品もサポートした統合アプリになっていることもあり、直近の更新も

この点、当面はOSアップデートで動かなくなることはないので、安心です。

パッケージングもおしゃれで中々いい感じ

商品はしっかりとした箱に入っており、ケースもおしゃれです。箱を明けてみるとこんな風にクッションをくり抜いてパッキングされてました。

パッケージ

他に保証書とスマホアプリの簡単なインストール手順書だけが入っているシンプルさです。余計な取扱説明書などはないです。

説明書

本体は500円玉大のメダルで、予想通り中々いい感じです。ただ、首輪に装着するためのプラスチックの部品が白色で、若干野暮ったいです。(パッケージ写真にあるような黒ではなかったです)

首輪に装着

セットアップも簡単で、

  1. 専用の工具を使って本体の蓋を開け、ボタン電池を入れます。
  2. 本体をプラスチックのケースにはめ込みます。上から押し込むだけなのですが、結構固めなので、思い切ってパチっとやる感じです。
  3. あとは、ゴムで首輪に固定するだけです。「もなか」は小さい方のオレンジのゴムを使いました。

出来上がりが上の写真です。

早速、「もなか」に付けてみると、こんな感じでした。

装着

大きさ的にはちょっと目立ちますが、柴犬ぐらいの大きさだとそんなに違和感はないです。前に使っていた「わんダント2」のチャームの方が大きかったです。「もなか」もそれほど重さを感じている様子はなく、特に嫌がることもありませんでした。

スマホアプリをインストールしてセットアップ

あとは、専用のスマホアプリをダウンロードしてセットアップしていきます。私がiPhoneを使っているので、iPhoneで説明しますが、Androidでもほぼ同じかと思います。

まず、AppStoreで「petkit」と検索すると、「Petkit (International)」というアプリが見つかるのでインストールします。

ペットキット

インストール後、アプリを立ち上げるとログインが必須で、最初はアカウント登録する必要があります。

登録ボタンを押し、画面に従って、国、メールアドレス、パスワードを登録していきます。

そのままログイン後、ニックネームや誕生日などのプロフィール登録も要求されるので、適当に入力します。(最初、ペットの情報を入力するのかと、「もなか」と登録してしまいました)

その後、ペットの追加で犬種や性別、名前、体重などを登録していきます。

最後に、Bluetoothのペアリングを行ってデバイス登録して完了です。そのとき、「Fitの全面のライトが点滅していることを確認してください。」と最後に確認ダイアログが表示されます。

ここで、???。デバイスのLEDが点灯していないです。。。まあ、仕方がないので、そのまま接続しました。

特に問題なく接続でき、使用できているので、LEDが切れているだけなのかなと。

データを同期して愛犬の様子をチェック

あとは、時たまデータを手動同期するだけで、「もなか」の活動状況がわかるようになります。

この同期を自動でやってくれると便利なのですが、Bluetoothでの接続なので「もなか」が近くにいないとダメです。試したところ、1階と2階の距離でもダメでした。そのため、あえて手動同期にしているようです。

そもそも、アプリを立ち上げないと同期できないので、そのついでに同期ボタンをポチッと押すだけです。

デバイスには約5日のデータが貯められるので、データをもれなく保存するには、5日に1回ぐらいの頻度で同期する必要があります。今は購入したばかりで物珍しいので、チョクチョク同期していますが、そのうち忘れてしまいそうです。

同期

一番下のぐるぐるアイコンで同期です。

活動量

こんな風に「もなか」の1日の行動がグラフ化されます。

この日は朝6時過ぎに30分ほどお散歩に行ったときがアクティビティのピークです。その後は一人でお留守番なので、ほぼ活動していません。夕方になって家族が帰ってくると、ボチボチと活動し始めます。

また、睡眠時間を見ると、1日を通して浅く寝ていることがよくわかります。

見事に「もなか」の活動が丸裸になっています。

レポート

このアプリには1日ごとに「もなか」の状況をレポートしてくれる機能もあり、たまに見ていたのですが、たいてい、運動不足&よく眠りました となっていました。また、「今日のムードは退屈」と痛いところをついてきます。

どうも、柴犬場合だと、朝30分の運動では運動不足と判定されるようです。

ハッピー

今日は土曜日で、私がお散歩担当だったので、朝の散歩を少し長めに行き、さっきも庭で一緒に遊んだところ、「今日のムードはハッピー」とゲンキンに変わってました。

まとめ

今回、久しぶりに「もなか」の活動量計を買って試してみようと、3つほどの候補の中から一番安くて、デザインがよいものにしました。

それでも、6000円ちょっとと少しお高いのですが。。

1週間使ってみた感想としては、デザインもシンプルでいい感じです。「もなか」もデバイスを付けられていることに気づいていないみたいです。

また、デバイスには加速度センサーしか付いていないので機能も単純なのですが、しっかりと「もなか」の状況を把握できるようになりました。

 

こんなガジェットを使うと普段気付きにくい、「もなか」の運動不足や退屈さが、はっきりとわかるようになり、休みの日ぐらいはもっと遊んであげなければ、と考える切っ掛けになります。

なんとなく、分かっているのですが、はっきりとレポートされるので、愛犬の健康管理の手段としてはとてもよいと思います。