永江一石さんのツイートからはじまった論争のようです。

炎上

愛犬に義務づけられる狂犬病ワクチンについてのいろいろ
に経緯が説明されていますが、要は狂犬病の予防接種は無駄だという主張です。

確かに仰っていることにも一理あると思います。今時のワンちゃんは室内飼いされているのがほとんどなので、たとえ日本で狂犬病が蔓延しても愛犬だけが勝手に咬まれて感染してしまうことはほとんどないです。ただ、散歩中に一緒に飼い主も噛まれてしまうかもしれませんが。。。。

2009年の財団法人ペットフード協会が実施した調査では、73.3%の犬が主に室内で飼われているという結果だそうです。今ならもっと増えているかもしれません。

前にも記事にしたのですが、狂犬病というのはかなり怖い感染症です。また、世界で見ればまだまだ蔓延している国は多いので、いつ日本に入ってきてもおかしくない状況です。
春の恒例行事、年一回の狂犬病予防注射 – 注意すべきこと

ただし、狂犬病の保菌動物は犬だけでなく、コウモリやネズミ、アライグマ、猫など様々です。日本で狂犬病予防のために犬だけ予防接種しても効果は薄い気はします。現在なら猫に対しても予防接種が必要なのかもしれません。

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日本と同じく狂犬病の清浄国と言われているオーストラリアでは、確かに犬に対する狂犬病予防接種が禁止されています。その代わりにオーストラリアは検疫がメチャメチャ厳しいです。先日のジョニー・デップの犬持ち込み事件をみてもわかるように無許可で犬を持ち込んだりすると、えらいことになります。ジョニー・デップでなければ、逮捕されていたでしょう。

また、下記のページにあるようにオーストラリアが狂犬病予防接種を禁止しているのは、別に犬の愛護を考えている訳ではなく、むやみに犬に狂犬病に対する免疫力を付けさせないことが目的です。国内で狂犬病に感染した犬が発生した場合、中途半端に免疫力があると、狂犬病の発症を見過ごしてしまうかららしいです。また、万が一、狂犬病が発生した場合には、その一帯の犬たちが隔離、あるいは殺処分となります。

「狂犬病注射をしない」ということの意味

まとめ

狂犬病予防接種については、反対派、擁護派、それぞれに言い分がありますが、いずれにしても、狂犬病予防法はかなり古い法律で、現在の状況には全くマッチしていないのは明白です。まともに議論して、改正しようという動きさえないことが問題だと思います。この前の首相官邸でのドローン事件のように日本では何か問題が起きないと、行政さまがお仕事をしてくれないです。今のままでは、日本国内で狂犬病が発症して初めて、犬だけ予防してもダメだということになりそうな気がします。

今回のように議論が活発に行われれば、何か変わるきっかけになるかもしれませんので、多いに炎上してマスコミに報道してもらえるぐらいになってほしいものです。
=>獣医師会の利権が絡んでいるので、メディアは何も報道しないとは思いますが。。。



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