今日の朝日新聞で以下のような記事が載っていました。

《参考》 狂犬病ワクチン、「格安」広がる 獣医師会は反発、なぜ

要約すると、犬を飼っている人にはお馴染みの狂犬病予防接種を、2千円(税抜き)という格安で接種してくれる獣医さんが増えているらしいのです。一見するとよいニュースなのですが、それについて日本獣医師会が反発しているというニュースでした。

「もなか」も毎年、自治体の集団接種を受けているのですが、いつも3200円かかっています。

特に何も考えずにそんなものかと思っていたのですが、それが場所によっては安く接種できるらしいのです。近くの動物病院でも同じような値段だったので、そんなに安くできるところがあるとは知りませんでした。

まったく同じ注射なら、消費者としては安い方がよいに決まっています。

 

なぜ、獣医師会が反発しているかといえば、単純な理由で、格安の料金が広がることで獣医師会の利益が減り、それによって獣医師会が弱体化、自治体の狂犬病予防集団接種にも悪影響が出るらしいのです。

と、一見、正当なことを言っているように思えますが、よく考えると訳の分からない論理です。

そもそも、獣医師の診療料金について基準料金を設定することは、独占禁止法で禁止されているはずです。なので、同じ料金設定をしているということは法律違反の疑いも出てきます。

獣医さんが独自に予防接種の料金を決めて、何も悪いことはないはずです。

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犬の飼い主には、1年に1回、狂犬病の予防接種することが法律で義務付けらています。それをよいことに、見方によっては獣医師と行政が談合しているようにも見えます。

 

ネットで調べてみると、ニュースに出ていた医院が下記サイトで格安の予防接種を販売していました。

《参考》 本間アニマルメディカルサプライ

チケットを購入後、近くの病院で接種できるらしいのですが、生憎とうちの近くにはなかったです。近所にあるなら一度試してみたかったです。

近くの人は来年の予防接種を格安でしてみてはどうでしょうか。

まとめ

このニュースを読んでいると、単純に獣医師会がその利権を手放したくないだけの悪者に見えてきます。

 

同じ記事にあったのですが、日本獣医師会の組織率の低下が激しいともありました。2004年には88%もあった獣医師会の組織率が、14年にはなんと69%にまで落ち込んだらしいのです。

この落ち込み方はかなり深刻です。たった10年で20%近くも会員が減ったのですから、獣医師会としてもかなり焦っているのでしょう。

それにしても、3割もの獣医さんが獣医師会に所属していないとはびっくりです。てっきり、ほとんどの獣医さんが獣医師会に所属しているものと思っていました。

 

少し前から話題になっている加計学園問題でも、獣医師会が獣医学科の新設に強固に反対していたと報道されていました。

今回のこのようなニュースをみても、行政と獣医師会が裏で繋がっている構図が浮かび上がってくるので、どんどんマイナスなイメージです。

そんなことばかりしていると、既得権益にしがみ付いているダーティな団体というイメージが先行し、ますます組織率低下につながるような気がします。



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