今朝、起きてみると久しぶりに辺り一面が雪景色でした。
さすがに一面が雪だったので、「もなか」の朝の散歩をちょっとずらしたのですが、畑はまだ雪景色のままでした。それにしても、今年は寒くて、よく雪が降ります。
しかも、今週はまだ、これから雪に警戒しないといけないらしいです。
「もなか」の住んでいるところでは、雪はあまり降らないのですが、それでも年に1、2回はこんな風に雪景色になることがあります。それもあって、「もなか」も雪にはだいぶと慣れたようで、まったく気にする様子もなく、散歩してました。
それにしても、犬は素足のまま、雪の上を歩いても平気なようで、特に寒がる様子もないです。「もなか」の場合、柴犬なので、元々寒さに強いということもありそうなんですが、何か秘密があるのでしょうか。
いくら寒さに強いといっても、雪の中を散歩させると、雪で肉球が霜焼けになったりしないのかと、ちょっと気になったので調べてみました。
なぜ、犬は裸足で雪の上を歩いても平気なのか
犬の場合、靴を履くことはあまりないので、直接、雪に接する部分は肉球になります。
この肉球ですが、とても優れた機能があり、寒さにも強い構造になっているのです。
犬の肉球は、弾性繊維(コラーゲン・エラスチン)や脂肪といった成分で出来ているのですが、これがクッションの役目を果たし、足に伝わる衝撃を和らげる働きをします。
また、肉球の皮膚はかなり厚くできており、熱や冷たさが伝わりにくい構造となっております。このため、少々の冷たさは平気であり、雪の上を歩いてもそれほど冷たさを感じることがないのです。
しかも、犬の肉球は、「動静脈吻合」(どうじょうみゃくふんごう)という寒さに適合する構造にもなっているのです。
それは、肉球は動脈と静脈が直接つながっており、肉球が冷たくなると血流量を増やして、凍傷を防ぐ機能があるそうです。
《参考》 【戌年豆知識】犬の肉球が裸足でも凍えないのはなぜ?
「犬の肉球は、『動静脈吻合』(どうじょうみゃくふんごう)という、毛細血管を間に挟まずに、動脈と静脈が直接つながっている構造を持っています。これにより、肉球が冷たくなると自律神経が働いて動静脈吻合が拡張し、血流量が増加して凍傷を防ぎます。それと同時に静脈血の冷えすぎを防ぐことができます」
肉球にこんな機能があるとは知らなかったのですが、すごいですね。どうりで「もなか」も平気な顔をして、雪の上を散歩していた訳です。
犬も人と同じように寒いと霜焼けになるのか
ずばり、犬も霜焼けになることがあるそうです。
犬の肉球はとても寒さに強い構造になっており、少々の雪では問題ないことがわかりました。
ただ、いくら犬が寒さに強いといっても、限度があり、あまりに寒いと霜焼けになってしまうことがあるそうです。そりゃそうですね。
そもそも、「しもやけ」とは、
身体の一部が冷えたために、膨れて硬くなったり、その部分が痒くなったり熱くなるような感覚を覚える現象である。
霜焼けは、寒さのために血行が悪くなり生じる炎症であり、手足など血管が細い四肢末端に発症しやすい。また、肌が外気に露出している頬や鼻先や耳たぶも霜焼けになりやすい部位である。
《参考》 ウィキペディア しもやけ
「もなか」の場合、アトピー体質のため、よく手足を舐めたり、噛んだりすることがあるのですが、寒い日の散歩でそんな仕草をしていることはなかったです。
たぶん、霜焼けになったことはないです。たぶん。。。
また、犬の霜焼けでは、手足だけでなく、耳も霜焼けになりやすいそうです。特に、耳が大きい犬種、ビーグルやダックスフンドなどは要注意です。
犬でも霜焼けになると痒いので、患部を我慢ができずに舐めたり、噛んだりし、キズになったりすることあるそうなので、気を付けてあげてください。
もし、万が一、肉球が霜焼けになった場合には、以下の肉球クリームでケアするとよいです。
《参考記事》 肉球クリームで保湿するとぷにゅぷにゅした健康的な肉球に
まとめ
特に、シングルコートの犬種や小型犬、老犬は寒さに弱い傾向があります。また、チワワなど原産国が温かい地方の場合にも要注意です。
普段、愛犬を見ていると寒さに弱いかぐらいはすぐに分かると思いますが、「もなか」の場合も、かなり寒がりです。
暖房が付いていると、その前から離れませんし、こたつが点いていると中に潜り込んで出てきません。
《参考時期》 今年も暖房のとりこになった「もなか」の換毛期はズレまくり。。。
ただ、基本的に寒さに弱いかというと、そうでもないみたいです。一応、ダブルコートで冬にはモフモフにもなりますし。。。
あまりに寒いと、散歩もそこそこに帰ってくることも多いですが、別に寒さに震えているといった感じではありません。
ということで、雪の中では長時間のお散歩は控えた方がよいようです。