廃棄される魚をペットフードにして地域活性化-無添加で安心素材が売り

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先日、ローカルのテレビ番組で珍しいペットフードに関する内容が放送されていました。

なんでも、廃棄されるような小さなサメやエイといった魚を使って、ペットフードを開発、販売することで地域の活性化を行っているというニュースです。

そのペットフードは無添加にもこだわっており、人間が食べても大丈夫な品質というふれ込みです。

廃棄する魚と言っても、昔は食べていた魚でもあり、この飽食の時代に捨てられてしまっていた資源を活用することにも意味がありそうです。

最近では、ペットフード業界にもちょっとした健康ブームが到来しており、少し前までと違って、無添加のペットフードもかなり多くなり、その選択肢も増えて来ております。

ただ、今までサメを使ったペットフードというのは見たことがなく、ペットフードマニアとしては、ちょっと、興味が湧いたので少し調べてみました。

廃棄される原材料を使ったペットフードで地域を活性化

ニュース取材されていたのは、淡路島の食品冷凍会社で、今まで捨てられていたサメやエイを使って、独自技術によってペットフードを開発、販売しているという内容でした。

もともと、地元の漁師さんからの要望で、売れない小さなサメやエイを使ってくれないかと、相談されたのが切っ掛けだそうです。

この会社では、ペットフード以外にも色々とチャレンジしているようで、少し前の記事ではサメを使ったサンドイッチが掲載されていました。

《参考》 サメ肉のサンドはいかが? “魔法の水”でアンモニア臭消えた 淡路島のご当地グルメに

今回は、その応用編としてサメを使ったペットフードを生産、販売しだしたという内容です。

地元の新聞記事に詳細情報が載っていましたので、リンク貼っておきます。

《参考》 神戸新聞NEXT 廃棄する魚をペットフードに 洲本の企業が開発

ペットフード開発のコンセプトがよい

ペットフード開発のコンセプトとして、最近のペットフードの健康志向にマッチしたものを作ることもあったようなのですが、それだけではなく、地域活性化も大きなテーマのようです。

ホームページに掲載されていた内容が以下になります。

bau-bauの犬猫おやつが生まれた理由

 

  • 捨てられてしまうサメやエイを活用したい

  • 淡路近海の海を守りたい

  • 漁師さんの生活を守りたい

  • 愛犬・愛猫に安全なおやつを与えたい

《引用》 メディアでも話題!天然で国産 – 無添加 犬・猫 おやつ通販 bau-bau(バウバウ)

 

特に漁師さんの生活を守りたいというのも、大きなテーマのようです。

今までは網にかかっても売りものにならなかった、サメやエイを原材料として使うことで、漁師さんの燃料代の足しぐらいにはなるそうです。

また、地域活性化という大きなテーマを掲げることで、単に無添加で安全なペットフードを作るよりも、よりインパクトが大きくなります。

その証拠にホームページでは、今まで掲載された新聞やテレビなどのメディア一覧が載っていました。地域活性化という点、資源の有効利用といった点がメディアにも受けているのだと思います。

 

このような商品が売れることで、この会社としての売上アップはもちろんのこと、地元の漁師さんにとっても少しでも収入が増える、ペットオーナーにとっても安全なペットフードが手に入ると、みんなにとってWIN、WINな関係が築けているので、ビジネスモデルとしてもいい感じです。

ペットフードでは珍しいサメ、エイのジャーキー

個人的に、添加物テンコ盛りなペットフードはできるだけ使わないようにしていることもあり、このような無添加ペットフードは応援したいと思っています。

しかも、サメやエイを使ったペットフードというのは見たことがありません。

bau-bau(バウバウ)という販売用ページに記載されていた内容からすると、独自技術によってサメのアンモニア臭を消し、それを天日干ししただけのものみたいです。

淡路島近海での漁で底引き網にかかった天然のサメ(ドチザメ・シロザメ)やエイを愛犬・愛猫用にカット。サメ特有のアンモニア臭を消す独自の技術「無菌の軟水」と自社での天日干しにより、添加物不使用の完全無添加な、栄養価の高い犬猫おやつに加工することに成功しました。国産・天然・無添加・天日干しの4点がそろった、他に類を見ない愛犬・愛猫用のペットおやつです。

実際にいくつか購入してみました

このブログではネタとして、定期的に「もなか」のおやつを購入して、そのレビューを行っています。

いつもはアマゾンやペットショップで無添加にこだわって探しているのですが、このところ少しマンネリ化してきていました。

《前回の購入記事》 犬のおやつを選ぶときの基準はなんですか?

=>ちなみに、前回買ったものでよかったものは、やはり「牛タン皮」です。ちょっと見た目はグロテスクなんですが、パキッと簡単に割れて、「もなか」も食べやすそうでした。特にお徳用は安くてお勧めです。

 

ちょうど、前回買った分がそろそろ切れてきたので、今回は試しにこのbau-bauで少し購入してみたいと思います。

《販売サイト》 bau-bau商品一覧

3,000円以上購入すると、送料の500円分が無料になるということで、調整してみました。

この会社のメイン商品は、サメジャーキー、エイジャーキー、サメ軟骨で、それぞれ50gで580円です。ジャーキーではなく、スティック状もあるのですが、こちらは40gで580円と少しお高くなります。

この他にも「ふりかけ」などもありました。

今回は、やはりサメジャーキーを買うのが目的なので、以下のように、メイン商品を2つずつにして、合計:3,756円(税込)にしてみました。

  • サメジャーキー 50g(580円) x 2
  • エイジャーキー 50g(580円) x 2
  • サメ軟骨 50g(580円) x 2

販売サイトでは一週間以内に発送とあったのですが、注文の翌日には発送され、2日で届きました。

今回は、ラッキーなことに「たいスティック」のサンプル20gも入っていました。

どのタイプも10切れ以上は入っていそうなので、「もなか」の場合だと一袋で10日分ぐらいにはなります。

さっそく、頂いた「たいスティック」を「もなか」に与えてみたのですが、ペロッとおいしそうに食べていました。今、ダイエット中なので、少しだけしか与えなかったので、少々物足りなさそうな感じです。

そして、もうひとつ、今回のメインであるサメジャーキーも開けてみました。サメジャーキーも思ったほど硬くはなく、手でも裂ける程度です。ただ、ニオイを比べてみると、やっぱり「たいスティック」の方が良い匂いでした。

当然、鯛の方が高級魚でおいしいに決まっています。。。

それでも、「もなか」に与えてみると、ムシャムシャと喜んで食べていたので、それほどの違いは感じていないのかもしれません。

どちらも普通の干物で、おいそうな匂いでしたが、強い臭いが大好きな犬にとっては、良いおやつだと思います。

 

もう少し安ければ、もっと気軽に購入できるのですが、普段、購入するおやつに比べると、ちょっとお高い感じです。

ちなみに、いつも愛用している牛干し肉は80gで400円程度です。

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まとめ

今回、ペットフードとしてはとても珍しいサメジャーキーをご紹介しました。

ペットのおやつとしては、少しお高い感じなのですが、商品コンセプトがよかったので、応援のつもりで一度購入してみました。

今回のおやつも「もなか」にはとても好評だったので、よかったら試してみて下さい。