また、マダニが「もなか」に!!仕方なく駆除薬(コンフォティス)を与えました

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前回、「もなか」にダニが付いていた話をしたばかりなのですが、あのすぐ後にまたマダニ事件がありました。

《参考記事》 いつの間にかダニが「もなか」の目の下に-やっぱり散歩はひば油で虫除けしないと

 

今度は、既に吸血後だったらしく、かなり大きくなったマダニが「もなか」の毛に付いていたそうです。うちの奥さんが「もなか」を撫でていたとき、毛玉かと思って何気に手で取ったらしく、そのあとにダニと気づいてからパニクってました。

「もなか」の体を隈なく調べてみると、ちょうど胸のところに虫に咬まれたような、少し赤くなった痕跡があり、中心部がシコリのようになっておりました。

見た目にも痒そうな感じだったのですが、「もなか」は何事もなかったように平気な感じです。

「もなか」がダニに吸血されたのは、これで今年2度目です。

それにしても、立て続けにマダニにやられるとは、近所の草むらでマダニが異常繁殖しているのでしょうか???

一応、最初のマダニ事件以来、散歩のときには気を付けて、ひば水で虫除けはしていたのですが。。。まあ、完全に防御できるものではないですね。

 

ちょうど、「もなか」の健診で動物病院にフィラリアのお薬と混合ワクチンの注射を受けに行ったので、奥さんが獣医さんにマダニの相談をしたらしく、お試しでコンフォティスというノミ・マダニの駆除薬を1錠だけ買ってきました。

一錠だけで、なんと1500円もするそうです。高い!

「もなか」の場合、昔、フロントラインで副作用があったので、駆除薬を与えることにちょっと抵抗があったのですが、一緒のお布団で「もなか」と寝ていることもあり、一度駆除しておいた方がよいと、思い切って与えてみました。

与え方は、一錠をまるまる一気に与えるのではなく、半分にして朝と晩に与えるらしいです。

このお薬はニオイが少しきつく、生薬みたいな臭いがしてました。なので、「もなか」が食べてくれるかちょっと心配でしたが、特に問題なくペロリといきました。

最近は、なんでもペロリと食べてしまいます。

お薬を与えた日は一日、「もなか」の様子を注意深く観察していたのですが、特に変わった様子もありませんでした。

コンフォティスの場合、48時間でマダニを駆除できます。その後、1ヶ月間は効果が持続するそうです。ノミの場合なら、なんと4時間で100%駆除します。

《参考》 コンフォティス錠 速効性と持続性を兼ね揃えた経口駆虫剤

これだけ強力な薬だと、やっぱり副作用が心配になりますね。しかも、1ヶ月間も効果が持続するということは、その間、ずっと血中濃度を維持しているということなのでしょう。

 

一応、前にも調べたことがある農林水産省のデータベースで、コンフォティスを再チェックしておきました。

《参考》 農林水産省 副作用データベース

すると、前にチェックしたときからはそれほど症例も増えておらず、合計でも44件、去年は1件だけとなっておりました。ほとんどが嘔吐や食欲不振などの軽い症状なのですが、中には死亡例もあるので、副作用には十分に気を付けないといけないです。

まとめ

その後、1週間以上経ちましたが、あれからはマダニの姿を見ておりません。

昔、マダニの駆除薬について調べたときにも書いたのですが、基本的に余計なお薬は「もなか」にできるだけ使いたくはありません。元々、アトピーということもあり、アレルギー反応も心配だからです。

《参考記事》 犬のノミ、ダニの薬の副作用にご注意-愛犬に使う前にチェック

ただ、今回のようにマダニの駆除薬としてスポット的に使うのは、ある程度仕方がないのかもしれません。なぜなら、マダニが「もなか」で繁殖すると、人間にも害を及ぼすからです。

マダニは色々な感染症を媒介することがあり、犬や人が噛まれると発熱や倦怠感など色々な症状を引き起こすことがあります。特に最近ではSFTSなどもかなり怖いです。

《参考記事》 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)って知ってますか?

もし、ワンちゃんがマダニに咬まれた場合には、十分に注意してあげて下さい。

 

それにしても、吸血して大きくなったマダニはさらに気持ち悪かったです。今回も写真を撮ろうと思って、厳重に2重にビニール袋にいれていたのですが、忙しくてしばらく放置していると、中で干からびていました。(気持ち悪いので撮影はやめておきます)

マダニは卵を持っていることもあり、ヘタに潰してしまうと、その卵が散らばる可能性もあります。そのため、マダニを取るときはガムテープにくっ付けて捕獲し、そのままビニール袋に入れて捨てた方がよいみたいです。

皆さまもくれぐれもお気を付け下さい。