ペットカメラでお留守番中のペットの安全を見守るために一番重要な機能は?

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以前に富士通の「わんダント2」という犬の見守りカメラを使っていたのですが、そのサービスが終了してからは、家では「ベビーモニター」という海外製(フィリップス社)の見守りカメラを愛用しています。

《参考記事》 激安の1980円で見守りカメラを買ってみた感想-ペット用としては十分かな

《参考記事》 ペットの見守りカメラの機能と値段について調査、オススメはどれ?

この製品は日本ではソフトバンクがOEM販売していたのですが、ちょうど上の記事を書いていたときに投げ売り状態となっておりました。そのため、ネットカメラを1,980円という格安で手に入れることができました。

実際に使ってみると、いくつか気になる点があったのですが、この値段なら十分すぎるほどの機能で、とてもラッキーでした。

以前にもペットの見守りカメラについてはなんどか記事にしたことがあるのですが、今回は数年使ってみた感想を交えて、見守りカメラに必要な機能について考えてみました。

見守りカメラ検討するときにチェックすべき機能

そもそも、ペットの見守りカメラというのは、家族が留守にしている間、お家でお留守番をしているペットたちの様子を確認するためのカメラです。

特に、近年ではスマホ回線が高速化したこともあり、外出先から家の様子が動画でサクサク見れるようになりました。

ちょっと前までこの分野のカメラはそれほど選択肢はなかったのですが、最近では、パナソニックなどの大手メーカーも力を入れており、色々なタイプのカメラがたくさん出てきてます。

値段も5千円程度のものから数万円もするものまで、様々です。当然、値段が高い方が高機能で色んなことができるようになります。

そんな中、ペットカメラを検討する際、何を重視してカメラを選んだらよいかと迷ってしまうのではないでしょうか。

 

ペットカメラでチェックすべき機能としては以下のようなものがあります。

  • カメラの解像度
  • 首ふり機能
  • スピーカー、マイク機能
  • 暗視機能
  • イベント記録、アラート機能
  • 対応スマホ

各項目の詳細については、以前の記事にも書いているので、よかったらご参考にしてください。

《参考記事》 ペットの見守りカメラの機能と値段について調査、オススメはどれ?

カメラなので当然一番気になるのは基本性能である、解像度や暗視機能です。ただ、最近のものであれば解像度もHD720pといってハイビジョン画質以上のものがほとんどであり、スマホで見る分には十分にきれいに見れます。

そもそも、外出先のスマホでLTE回線を使ってチェックすることが多いため、あまり高解像にしてもパケット代がバカにならなくなります。当然、暗視機能があれば、暗くなってからでも赤外線カメラでペットの様子が確認できるので、とても便利です。

この他にも、ペットにおやつをあげれるもの、魚眼レンズで部屋全体を見渡せるものなど、色んなものがあります。

家の「ベビーカメラ」なんて、元々赤ちゃん用の見守りカメラなので、子守唄まで流すなんて変なことも出来てしまいます。

見守りカメラで一番大事な機能とは

この中で、ペットの見守りのために一番大事な機能は何だと思いますか?

見守りカメラを3年ほど使った私の経験からすると、一番大事な機能はやはり「イベント・アラート」機能だと思います。

考えてみれば当たり前なのですが、何のために見守りカメラを設置するかというと、一人でお留守番しているペットのことが心配だからです。留守中に何か問題が発生したとき、すぐに確認したいからです。

いくらネットカメラでいつでも家の様子を見れるからといって、24時間ずっと監視していることはできません。そうなると、何か家で異常があったときにお知らせしてくれる機能というのがとても大事になってくるのです。

 

「イベント・アラート」機能は、カメラに付いているセンサーによって、何かイベントが発生するとスマホにプッシュ通知してくれる機能のことです。

例えば、動体センサー(動くものを検知)では、カメラの前をペットが横切ったりしたときに通知してくれます。この他にも温度センサー、湿度センサー、音声センサーなどがあり、何か異常を検知したとき、カメラがその情報をスマホに通知してくれるのです。

家なんかはいつも「もなか」を放し飼いにしているため、お昼は色んな場所でお昼寝していることが多いです。そんなとき、この機能はとっても便利です。

「もなか」はお留守番のとき、たまに家の中をパトロールしているようで、ときどき玄関にやってきます。そのとき、玄関に設置してある見守りカメラにバッチリ取られ、それがスマホに通知されてくるのです。

通知がきたその瞬間にスマホでカメラをチェックすると、こんな風に玄関で寝ている「もなか」を覗き見することも出来るのです。

また、ペット見守りカメラとして使うなら、動体センサーだけでなく、温度センサー、湿度センサー、音声センサーがある方がもっと安心して使えます。

実は、家で一番役立っている見守り機能というと、温度センサーです。

これからの暑い時期、犬のお留守番で一番気になるのは暑さ対策で、熱中症が一番怖いからです。

《参考記事》 犬のお留守番中の暑さ対策-やっぱりエアコンは必須?

夏の暑さで家の中がサウナ状態になったときなど、「もなか」は家の中で一番涼しい玄関のタイルの上に避難しています。ちょうど、そこにカメラを設置しているのですが、このカメラの温度センサーで28℃以上になるとアラートが来るように設定してあります。

アラートが来ると、そろそろ部屋のクーラーを付けてあげないとまずかなという目安に使っています。

また、音声センサーがあれば、家の中でワンちゃんが異常に吠えた場合など、それにセンサーが反応して通知してくれます。そんなとき、スピーカー機能で家の様子を確認することもできるのです。

 

このように、ペットの見守りカメラに重要なのは、間違いなくセンサーによるアラート機能なのです。

まとめ

見守りカメラでお留守番中のワンちゃんの様子が見れるようになると、最初の頃は家でどんなことをしているのだろうと気になり、ちょくちょくチェックするのですが、次第に飽きてきます。

それは、犬の場合、お昼のお留守番ではたいてい寝ていることが多いからです。犬は成犬でも12~15時間も睡眠が必要な動物なのです。老犬になるとこれが18時間とほとんどの時間寝ています。

《参考記事》 犬の睡眠時間はどのぐらいが普通なのか

いつ見ても、お昼寝タイムで変わり映えしない映像だと、だんだんと飽きてきて、その内、あまりチェックしなくなるのです。

そうなってくると、次第にセンサーで何か通知されたときにしか、カメラをチェックしなくなります。(それもたまにしかチェックしていないです。。。)

 

今の時期、玄関が一番涼しいらしく、「もなか」はいつも昼間は玄関でお昼寝しており、その姿がカメラにバッチリ映っています。

しかも、このカメラには動きセンサーも付いているので、「もなか」が玄関をウロウロしているとスマホに通知が届きます。この通知を見ているだけでも、如何に「もなか」が玄関まわりをウロウロしているかがよく分かります。

また、これから暑くなる季節、閉め切った家ではペットの熱中症が心配なのですが、その点でもこのカメラには温度センサーが付いており安心です。温度センサーによって、異常値になると通知してくれる優れものです。(ちょっと、精度に問題ありですが。。。)

 

家のネットカメラですが、ちょっと前にファームアップデートがあって、それ以来いい感じで使えるようになりました。

最初の頃はウワサ通りに知らない内にスマホからカメラに接続できなくなっていることが多かったのですが、ここ数か月はその問題も無くなりました。ファームアップでかなり安定したようです。

今では、電源をオフ、オンしても設定値がとんでしまうというバグもなくなりました。そもそも、電源を切っただけでWi-Fi設定が消えるなんて、普通では考えれませんが。。。